教育用VRコンテンツ制作サービスEducational VR contents production services. |
火事にあったり、迫りくるクレーマに対応したり…リアルな映像体験を提供する仮想現実技術【VR】。
デジタル・ナレッジではこのVRを「体験」教育に利用できると考えました。今までのeラーニングの主要な用途であった「知識教育」の幅を広げ、「体験」の教育用途にeラーニングを活用するソリューションとしてVRを推進しています。
そこで私たちは、以下の3つの体験をVRコンテンツ化するメニューを用意しています。
eラーニング専業企業として長年培ってきた実績をもとに、教育価値向上・コンテンツ価値向上を踏まえた教育用VRコンテンツ制作を行っております。
通常の講義・研修では効果が薄く、非効率的だった部分の教育・学習をVRによる「体験」「マニュアル」によって、これまで教育しづらかったこと、分かりづらかったことを「教育しやすく、分かりやすい」教育に変えて行けると考えております。
VRとは、VR体験者の身体に特定の機器を装着した後、コンピュータにより合成・撮影した映像・音響などの効果により、本当にその空間への没入感(immersion)を生じる。このような技術そしてその体系のことをVirtual Realityの略でVRという。
教育用VRコンテンツ制作では、「マニュアル型」「体験型」というコンテンツタイプと、実写とCGといった制作手法を最適な形で組み合わせて制作を行います。
また、教育用VRコンテンツ制作だけではなく、VRを取り入れた教育設計、学習プログラム設計など、効果的な教育用VRコンテンツの活用方法等のご提案も行っております。
さらに、VRでの学習履歴、視線の履歴をeラーニングシステムと連携させることで新たな価値・新たな可能性をご提案いたします。
手順等を示すマニュアルコンテンツをVR技術を使って教材化します。特に、機械や立体のモノの操作、時間経過に応じて変化するような手順には有効です。
対人トレーニング、シミュレーションなど、相手や場が必要なものを簡易的にVR教材で実現します。例えば、接遇(店舗の接客等)や、面接、多くの人数の前での発表体験などに有効です。
例えば、事故・災害・極地など通常は体験できない事柄・場面、また、医療など現実での再現・体験が難しいものをVRで体験できる教材です。例えば、キッチンでの火事発生時の消火手順などで、火事の部分はCGで実写に追加します。
ご覧になりたいサンプルをQRコードもしくはサンプル動画から開き、お手持ちのVRゴーグルで体験ください。
デジタル・ナレッジのスタジオの様子を以下の動画でご覧いただけます。コントローラー対応のヘッドマウントディスプレイを使用し、受講者が操作して見たいところを見られる、インタラクティブVRのアプリをご用意しております。
不明点や制作上のご要望などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
お打合せにて、詳細な仕様やスケジュール感をヒアリングさせていただきます。
その際には、過去の弊社事例などを基に、最適な教材制作を提案させていただきます。
※ご来社によるお打合せの場合は、スタジオ見学も可能でございます。(要事前予約)
※Zoom等を使用したオンラインでのお打合せも可能です。
お打合せ時に伺った内容を基に、御見積を作成いたします。
ご提案内容と御見積金額にご満足いただけましたらご発注となります。
お打合せ時に決定した収録場所にて実施いたします。その後、編集作業へと移行いたします。
※基本的には出張撮影による対応を想定しております。
映像をご確認いただき、修正箇所をご指示いただきます。
修正箇所を修正・確認いただいた後、映像は完成・納品となります。
一般にVRと言われるものの中で、その「コンテンツの制作方法」と「コンテンツ視聴の方法」がそれぞれ2種類あり、組み合わせて4種類の体験の仕方があります。
コンテンツ制作については、(A)3DCGによるコンテンツ ※Unity上で制作されることが多い(B)360度画像(もしくは180度画像)の二種類が主なものです。
コンピュータ上で建物や家具などを配置し、そこに体験者の視点を設置します。場合によってはその3DCG空間内を自由に移動できたり、中に配置されている物体を動かしたりすることができます。弊社では松屋様のVRトレーニングシステムで利用されています。当然ながら360度のバーチャル空間を体験できます。何らかの操作や移動が伴うシミュレーションなどに向いています。この制作方法の特長は、現実にない空間でも作り出すことができることです。以前存在していたが今は存在していない歴史的建造物の中を歩く、スペースシャトルの中など普段は入れない空間を体験する場合に適しています。
専用のカメラ機材(360度カメラ)で現実にある風景を撮影します。テレビドラマの撮影のように、ある場所・ある時間での記録に向いています。動画で動きを撮影することもできますが、一旦記録用に撮影されたものは、それとは異なる空間内移動ができません。シミュレーションよりも記録に向いています。弊社では、クレーム体験のVRコンテンツなどでこの方法を採用しています。この制作方法の特長は、手軽であることです。現実そのままを記録した上で、後で、見たい箇所を見ることができます。例えば、旅行先の動画を、当時実際にみていたのとは異なる向きで見ることができます。リアリティある追体験をしたい場合に最適です。
コンテンツの視聴方法については、(C)HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着する(D)タブレットやPCの画面をそのまま使うという二つの種類があります。
HMDは簡易的なものであれば、スマホを装着して使うものもあります。しかし高額なものであれば空間自体を揺らしたり、送風機を使って効果を倍増させたりすることもあります。HMDの特長としては、中に加速度センサーが入っていて、顔の向きや傾きに連動して、体験している空間の見え方や座標位置が変化します。それによってあたかもその場にいるように没入ができます。VRが「没入型コンテンツ」と言われるのもこれが由来です。実際に、周囲の風景が見えない状態になるため、目の前のVRコンテンツに集中するので学習効果は高くなります。一方で、VR酔いも起こりやすく、あまり長時間の装着には向いていません。
タブレットなどのタッチパネルで動かす場合(GoogleMapのストリートビュー)や、加速度センサーが入っているタブレットやスマホを動かすことで見たい方向の映像が見えることができます。この場合、周囲のリアルな風景も見えているので没入感は少なくなりますが、例えば操作マニュアルのようなものを確認する時などは周囲が見える分、安全性も担保されます。星座早見などのアプリでは、実際には綺麗に星が見えなくとも、見たい方向の空にタブレットをかざすと、その方向の星座がタブレット上に表示されたりします。最近では、FacebookなどのSNSでもパノラマビュー機能が追加され、気軽に360度画像がスマホで見れるようになりました。
どのような教材を作るかによって、これらの組み合わせが決まってきます。
例えば、大航海時代の帆船の操縦を体験するシミュレーターを制作するのであれば、(A)の方法で制作し、(C)でHMDにVRグローブなどを追加して手の動きまでVR空間上でシミュレートできるようにすることができます。
一方、マンションの内見のような場合だと、リアルな風景を撮る必要があるので(B)で制作し、没入感が不要であれば(D)スマホで気軽にタップしながら見る、という選択をします。
その場所に入りにくい、存在していない、危険な作業が伴うなど何度も体験しづらいコンテンツをシミュレーションする場合に効果を発揮します。例えばクレーム体験のようなものや、災害体験は何度も普通は再現できません。通常のフレームのある動画などでも再現性はありますが、どうしても視点が固定されるので、そこでの自由な観察や自由なシミュレーションが困難です。それに対してVRは適しています。
3DCGはコンピュータ上での制作になります。制作は高度な技術が必要で、その制作時間と費用についてはかなり高額になります。360度カメラを使った撮影でも、通常のカメラよりも機材も高額になりますし、撮影部隊まで死角に入れないため撮影にも工夫や後処理が必要になります。VR画像・動画の編集も対応しているアプリケーションは限られています。したがって、編集をするのであればプロの技術が必要になります。
どの程度のバーチャル体験を提供するかによりますが、一般的なHMDについて中位機種でも2万円〜10万円ほどします。一度に体験できる人数が1名となるため、研修などで集団で体験する場合には順番に少人数ずつ行うか、大量にHMDを購入する必要があります。
簡易的HMDはスマホを装着することで没入感のあるVR再生ができます。これだと安価なもので100円均一でも購入できますし、家電量販店でも1000円〜3000円ほどで購入できます。
特殊なデバイスがなくても、スマホやタブレットで再生はできますが、視点を変えることができるとはいえ、没入感は得られません。研修や教育にVRを利用する場合には、制作と配信だけではなく、機材の選定なども事前に設計しておいた方が良いでしょう。
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