新年恒例の新春イベントを2018年1月26日(金)に開催いたしました。数日前に降った大雪がまだ道端に残る寒さ厳しい日でしたが、40名以上の方にご来場いただき、満席のセミナールームにて無事開催の運びとなりました。ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
■プログラム
【第1部】 | 『デジタル・ナレッジが考える2018年の教育テクノロジと未来像』 |
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【第2部】 | 『進化する教育プラットフォームの最新動向』 |
『AIの教育活用事例「アウトプット型英語トレーニング支援ツール」』 | |
『eラーニング戦略研究所のご紹介』 | |
『教育効果を高める動画・VRコンテンツ導入・制作のヒント』 | |
『教育ビッグデータ分析最新動向のご紹介』 | |
『eラーニング運営代行サービス(ラーニングセンター)のご紹介』 | |
【終了後】 | 『AI教材を作成!体験ワークショップ』 |
eラーニングのプロに気軽に相談できる!個別相談会 |
新春イベント、と銘打った割には1月後半で新春気分はすでに皆無。少しでも新春気分を味わっていただきたく、またご参加の皆様の佳き1年を祈念して、オリジナル“DKどら焼き”(社名のデジタル・ナレッジの頭文字より)をお配りしました。
■2018年はどうなる?! 教育テクノロジの最新概況
2017年を振り返ってみますと、教育の世界にも新しいテクノロジが本格的に入ってきたと感じる1年でした。教育ビッグデータ、ラーニング・アナリティクス、AI(人工知能)、VR(バーチャルリアリティ)―― これらを教育現場で役立てるにはどうすれば良いか、デジタル・ナレッジでは一つひとつ吟味し、研究を重ねて参りました。
そして、昨今のeラーニングには、一つの大きなトレンドが見られます。
従来の知識を習得するための「知識型学習」から、体験学習を取り込んだ「経験型学習」への変化です。接客、危険講習、現場ノウハウの即時展開―― テクノロジの進化により、eラーニングの活用範囲が広がっています。
では、この流れは2018年にはどうなるのでしょうか?
イベントではまず、最新教育テクノロジの全体像をご紹介すると共に、2018年に弊社が目指す方向性について、代表取締役COO 吉田から直接皆様にお話しさせていただきました。
「学習機会や場所の拡大、指導ノウハウの定量化、学習者一人ひとりに最適化された学びやコースのご提供、よりパーソナライズされた語学トレーニング、こうしたことが教育テクノロジ用で実現可能となってきている」と吉田
続く第二部では、各部門の代表者が登壇し、詳しい取り組みや活用事例をリレー方式でご紹介しました。
多様化する学習スタイル、コンテンツに対し、最新プラットフォームができることとは? 数多くの運用実績を誇るeラーニング統合プラットフォーム『KnowledgeDeliver』ほか、各種プラットフォームの最新情報をプラットフォーム事業部長 中嶋がデモを交えてご紹介しました。
eラーニングはアウトプット型へ! AIを利用したアプトプット型英語トレーニング支援サービス「トレパ」を教育ICTサービス事業部の岡田がご紹介。AIだからこそ実現できる学習の実例とは?
デジタル・ナレッジが2007年に設立したeラーニング戦略研究所。イベントでは、同研究所の所長 青木が、これまで行った数々の調査レポートのサマリーをご報告すると共に、2018年の活動予定をお話ししました。
教育効果の高い映像コンテンツとはどのようなものか、また話題のVRコンテンツの効果的な導入方法・制作要点とは?コンテンツサービス事業部長の小松が解説させていただきました。
あらゆる教育活動をデータとして収集し、可視化・分析、その先にあるものとは? 「ラーニング・アナリティクス」のフローと分析レポート、ダッシュボードによる可視化といった最新事例を、Jasonと畠山の両エンジニアがデモを交えて解説しました。
eラーニング運営のプロフェッショナルスタッフがお客様のeラーニングサービスの運営を代行! ラーニングセンター代行業務メニューの概要をラーニングセンター事業部長の行田がご紹介しました。
■AIを使って映画の名ゼリフを『スピーキング』&『問題作成体験』!
さらに番外編として、『AI教材を作成!体験ワークショップ』を開催いたしました。
使用したのは、『トレパ』という最新のAIツールです。
最初に、映画「ターミネーター」や「星の王子様」、「スパイダーマン」の名ゼリフの音声を聞いた後、講演者が同じように発音をすると、それがトレパ上に録音され、AIが単語ごとに信頼度〇%と判定をしてくれる様子をデモンストレーション。評価のための数値化ではなく、学習者の頑張りやトライ&エラーを可視化することで、学習意欲向上や英語のアウトプット量増加にAIが役立つことをお話ししました。
参加者もスピーキングやAI教材作成にトライ! 有名な「I’ll be back」のスピーキングで100点を出す参加者もいらっしゃいました。
参加者からは「面白い」「ハマってしまう」という声も。「一人カラオケみたい」という声も飛び出しましたが、実は『トレパ』の開発コンセプトの一つが、「一人カラオケを作ろう」だったそうです。
「みんなの前では恥ずかしいけど、一人で歌うのは好き・楽しいという方もいらっしゃいますよね。英語も同じ。1人でコツコツ取り組めて、やがて自信がつけば教室でも堂々と発音できるようになる。そういったことを想定して開発しました」と岡田
『トレパ』はAIによる生徒の英語発話診断、英作文の文法判定、入力したテキストの読み上げなど様々な機能を持っており、先生方はこれらの機能を組み合わせて教材を簡単に作成し、英語の4技能指導に使うことができます。また、生徒にとっては英語学習のパートナーとなり、これまで上手くできているのかどうか実感が持てなかったライティングやスピーキングを明確に判定してくれる相手となります。
また、一対多の授業や宿題では対応が難しかった、生徒のスピーキング・ライティングへの評価、履歴管理をトレパが行うことで、先生の負担を軽減します。詳しくはトレパのサイトをご覧ください。
『トレパ』
無料トライアル受付中!
先生のための「英語4技能対応授業」実現AIツール『トレパ』
https://torepa.jp/
デジタル・ナレッジでは、今後も教育・eラーニングに関する最新動向や事例をご紹介するイベントを行ってまいります。ぜひご期待ください。
会社概要
名 称:株式会社デジタル・ナレッジ
所在地:〒110-0005 東京都台東区上野5丁目3番4号 eラーニング・ラボ 秋葉原
代表者:代表取締役社長 はが 弘明
URL: http://www.digital-knowledge.co.jp/