eラーニング戦略研究所は、全国の学習アプリ(ソフト)利用者計100名を対象に、学習アプリ(ソフト)の利用に関するアンケート調査を実施しました。
その結果、10代から高齢者までの幅広い年代が日常的に学習アプリ(ソフト)を利用していることが明らかとなりました。利用端末としては「パソコン」81%、「スマートフォン」36%、「タブレット」27%などとなり、利用端末により学習アプリの利用場所や学習時間に差異が見られました。学習アプリ(ソフト)を使い始めたきっかけを尋ねた質問では、パソコン利用者は「学習効果を期待」している人が多く(46.9%)、タブレット・スマートフォン利用者は「スキマ時間に勉強ができる」(それぞれ70.4%、61.1%)を重視している人が多い結果となりました。学習アプリ(ソフト)の満足度については、59%が「満足している」「概ね満足している」と回答し、「不満である」「やや不満である」6%を大きく上回っています。満足していると答えた人はその理由として、「覚えやすい(60代男性)」「集中できて記憶に残る(40代女性)」「脳への定着が良い(20代男性)」などを挙げており、学習アプリ(ソフト)の学習効果を実感している利用者が多いことが分かりました。アンケートではそのほか、学習アプリ(ソフト)を利用した学習内容の詳細や今後学習アプリ(ソフト)に期待する機能などが明らかとなり、学習アプリ(ソフト)の利用実態と今後の動向が注目される結果となっています。
アンケート結果から見るポイント
- 10代から高齢者まで幅広い年代が学習アプリ(ソフト)を活用!
20~40代男性の94%が「パソコン」、20~40代女性の70%が「スマートフォン」を利用、利用の仕方に差異 - “覚えやすく” “脳への定着が良い”と利用者の59%が評価する学習アプリ(ソフト)、「苦手問題の集中出題」「学習履歴・成績管理」が次なる課題か
まとまった時間にパソコンで「国家資格」「ビジネス系講座」の学習に励む男性
15分未満の短い空き時間にスマートフォンで「語学」「趣味系資格」を学ぶ女性
学習アプリ(ソフト)利用のきっかけ、タブレット・スマホ利用者は「スキマ時間に学習できる」、パソコン利用者は「学習効果を期待」
アンケート調査概要
- 調査期間 :2013年7月19日(金)~7月22日(月)
- 調査方法 :Webアンケート方式
- 調査対象 :学習アプリ(ソフト)の利用者 計100名
- 性別内訳 :男性63名(63%)、女性37名(37%)
- 年代別内訳:19歳 1名(1%)、20~29歳 8名(8%)、30~39歳 24名(24%)、40~49歳 29名(29%)、50~59歳 23名(23%)、60~69歳 9名(9%)、70~76歳 6名(6%)