2022年5月26日(木)、札幌大学(日本)、JAPAN Digital University(ウズベキスタン共和国)において、両国の若者同士が相互理解を深め、今後の交流の発展や共通する目標の達成に関するアイディアを出し合うため、リモート交流を開催いたしました。ウズベキスタン側は日本での就職を希望する学生を募り、日本でのネットワーク構築や情報収集に役立てていただきました。日本側は札幌大学で語学学習や国際協力に関心の高い学生を募り、ウズベキスタンの文化や歴史、現代の社会に関する理解を深めました。
■実施概要
日時 | 2022年5月26日(木) 日本時間16:20~17:50 ウズベク時間12:20~13:50(90分) |
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場所 | Zoomによるリモート会議 札幌大学(日本)、JAPAN Digital University(ウズベキスタン共和国) |
言語 | 日本語
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次第 | 1.北海道の紹介とPR(5分) 2.札幌大学学生による自己紹介・大学紹介 (10分) 3.JDUの学生による自己紹介・自国の紹介 (10分) 休 憩 (5分) 4.ディスカッション(次頁参照) (50分) 5.今後の交流の可能性について (10分) |
ディスカッションのテーマ
1 クイズ:北海道(ウズベキスタン)の位置、人口密度、貿易について3問出題。
2 自由記述:海外の人に読んでもらいたい日本の本(アニメ)、好きな日本の本(アニメ)があれば教えてください。
3 自由記述:あなたの思い浮かべる日本(ウズベキスタン)のイメージを自由に書いてください。
◆ アイスブレイク(20 分)
事前課題で回答した「好きな日本の本・アニメ」「海外の人に触れてもらいたい日本の本・アニメ」について、感想やおすすめのポイントなどを紹介してください。
(1 人 1~2 分程度、最大 10 名の発表を聞いてコメントを述べる)
◆ ディスカッション(30 分)
【テーマ】
世界にアピールできる、北海道やウズベキスタンの強みは何か?(15 分)
想定される回答: 北海道…アジアにおける知名度とブランド力、開拓精神 ほか
ウズベキスタン…歴史と文化、人口の増加、交通の要衝 ほか
◆ 今後の交流の可能性について(10 分)
両国の代表 1~2 名ずつ発言する。本日の発表やディスカッションで印象的だったこと、
新しく学んだことを踏まえ、両国の若者同士でどのような活動ができるか、何をしたら
面白いかなどアイディアを述べる。
当日は、終始和やかな雰囲気の中遠隔でも活発な交流が見られました。ディスカッションのアイスブレイクとして、共通の若者文化の話題「日本の本やアニメ」をテーマに話し合いました。JDUの学生たちは流暢な日本語で、自分が好きなアニメの魅力を語りました。札幌大学の学生は海外の人にお勧めするなら、という観点から日本の文学作品やアニメを紹介し盛り上がりました。
ディスカッションのメインテーマでは、両国の強みを話し合いました。現段階では「話し合う」というより紹介に近い形式だったが、活発な意見交換を行い、各々が相手に対する理解を深めることができよい交流会となりました。
参加者
– ウズベキスタン側:JAPAN Digital University(JDU)で日本語を学ぶ学生7名
– 日本(北海道)側:札幌大学に在籍する学生有志(ロシア語学科)5名
※各大学とも十数名のオブサーバーも参加
– コーディネーター:HIT、株式会社デジタル・ナレッジ
– その他:発表者として北海道庁職員、オブザーバー・サポーターとして両国大学職員、日本国内で活躍するウズベキスタン人材など
その他
– 参加者は開催日までにeラーニングによる事前課題を行いました。