xAPI とCaliper Analytics
それぞれの規格を使い分けたり、組み合わせたりして、目的にあわせた使いこなしが重要になってきます。
教育ビッグデータを取り扱う標準規格には大きくxAPI とCaliper Analytics という2 つの規格があります。ここでは、それぞれの概要を紹介します。
xAPI (Experience API もしくは Tin Can API)
アメリカのADL が進める規格で次期SCORMとも言われるものです。元は Rustici Software 社のExperience API をベースとしており、 2013 年4 月にバージョン1.0 が発表されました。
e ラーニングシステム(LMS)だけでなく様々なアプリケーションやデバイスが生成する履歴を統合的に蓄積し管理することを目的とし、各システムから学習履歴を採取するためのステートメントを設計し実装しています。
なおこのステートメントは Actor / Verb / Objectという3 つの要素を必須とし、俗に”I did this” と表現される「誰が、何を、どうした」というステートメントで履歴を受け渡します。
e ラーニングシステム(LMS)だけでなく様々なアプリケーションやデバイスが生成する履歴を統合的に蓄積し管理することを目的とし、各システムから学習履歴を採取するためのステートメントを設計し実装しています。
なおこのステートメントは Actor / Verb / Objectという3 つの要素を必須とし、俗に”I did this” と表現される「誰が、何を、どうした」というステートメントで履歴を受け渡します。
Caliper Analytics
IMS Global Learning Consortiumが定めた規格で、xAPI 同様、様々なアプリケーションやデバイスから履歴をSensor API を用いて一元的に蓄積するための規格です。 xAPI と比べると後発で2015 年10 月にバージョン1.0 がリリースされました。