いかにして研修体系の構築をするか、より実効性を高めるか。教育ビッグデータで実現する企業研修の世界観を紹介します。
複数の研修方法をあわせて提供できる
統合学習環境の提供
e ラーニングだけではなく、集合研修や社外研修などを統合した研修環境を提供し、管理することができます。
例えば、「e ラーニングと集合研修のどちらかを選べる」とか、「e ラーニングを学んでから集合研修に参加する反転学習」なども統合で管理できるので、研修環境として複数の方法をあわせて提供できるようになります。
内容改善や管理者稼働の最適化ができる
研修コースの評価、受講者特性の把握
研修コースの履歴を分析することで、コース自身の改善に結びつけ質の高いコースを提供することができるようになります。
また受講特性を把握することで、例えば「昼休み前にチュータを稼働させる」など受講しやすい環境設計に役立てられます。
知っておきたい!タレントマネジメント・人事評価
企業戦略を練る上で適材適所に人材を配置したり、企業力向上のために個々のスキルを計画的に向上させることは不可欠です。そのために導入されているのがタレントマネジメントシステムです。社員一人ひとりの情報を蓄積し可視化することで、的確な人材配置や教育計画を立てることができます。日々の学習や獲得したスキルもタレントマネジメントで管理する項目の1 つになりえます。
また人事評価の観点からも、社員の学習経験やスキルを正確に把握することが求められます。
LRS に蓄積された様々な学習活動の履歴をもとに、どのような学習を行ってきたのか、学習で得たスキル(保有バッジ)といった定量的な情報だけでなく、どのように学習に取り組んできたかとった学習に取り組む姿勢(学習態度)を分析して求めることもできます。
図3:LRSを活用したタレントの算出