2017年10月25日~27日に開催された「eラーニングアワード 2017 フォーラム」において、デジタル・ナレッジは講演、ワークショップの開催、展示ブースの出展を行いました。講演には150名近くの方にご参加いただき、また複数開催したワークショップもすべて満席となるなど、3日間にわたり多くの方に足をお運びいただきました。誠にありがとうございました。
プログラム
- 講演『最旬テクノロジ×教育が今できること~AI・ビッグデータ・VR・アプリ~』
- ワークショップ『ラーニングアナリティクス&AI教材 見て触って体験ワークショップ!』
講演レポート~今、eラーニングに起こっている変化とは?~
これまでのeラーニングといえば知識教育が主流でした。しかしながら最近では、OJTなどに代表されるような“経験学習”におけるニーズが拡がっています。
こうした新しい学びを下支えしているのが、「アプリ」「教育ビッグデータ」「ラーニングアナリティクス」「VR」「AI」といった最新テクノロジの存在です。講演では代表取締役COOの吉田自由児が登壇し、『最旬テクノロジ×教育が今できること』をテーマにお話しいたしました。
AIの教育利用事例としてご紹介したのは、「トレパ」というサービスです。
トレパは先生のための「英語4技能対策授業」を実現するAIツールで、講演日の2日前にリリースしたばかりとあって大きな反響を頂きました。
※現在、トレパの実証実験にご協力いただける教員の方、教育機関様、教育委員会様を募集中です。
ご興味のある方はトレパのページよりお問い合わせください。
ワークショップレポート~ラーニングアナリティクス&AI教材作成~
ワークショップ前半には、ラーニングアナリティクス体験デモンストレーションを行いました。解説は多くの企業様、学校様、塾様のデータ分析を行っている弊社データサイエンティストのJasonが担当致しました。
テスト後に受講者の弱点と思われる単語をタグクラウド化して表示する「おすすめ学習レコメンド」を実際に操作。
「おすすめ学習レコメンド」は、テスト問題や解説を形態素解析して自動的に単語データを生成するため、事前準備なく利用できる点がポイントです。そのほか管理者向け、教員向けのアナリティクス機能を実際に操作・体験していただきました。
※デジタル・ナレッジではデータサイエンティストによる無料分析を行っています。
分析例はこちらからご覧いただけます。
ワークショップ後半には、ビジネスソリューション事業部長 齋藤陽亮レクチャーのもとAI教材作成にチャレンジしていただきました。この日体験頂きましたのは、AIを使った対話型トレーニング教材の作成です。
AI教材作成は、恐らくほとんどの方が初体験だったのではないかと思いますが、想像以上に簡単な操作でシナリオやストーリーを伴った教材を作成可能であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
今、AI技術は高い注目を集めていますが、実際に教育機関がどのように活用すれば良いのかについてはなかなか提示されてきませんでした。デジタル・ナレッジでは、AIがマンツーマンで受講者のトレーニング相手をしてくれる教材を、先生自らが作成可能な“AIトレーニング型教材制作機能”を開発、すでにご提供を開始しております。
展示レポート~VRコンテンツから教育ビッグデータ活用まで~
デジタル・ナレッジブースでは、LMS『KnowledgeDeliver(ナレッジデリバー)』をはじめ、教育ビッグデータ活用に関する展示、教育VRコンテンツが体験できるコーナー、AIを利用した英語トレーニングの体験コーナーなどをご紹介させていただきました。
デジタル・ナレッジは、今後も教育・eラーニングに関する最新動向や事例をご紹介するイベントに積極的に参加してまいります。