学校法人 東京理科大学
受講申込、決済、受講、証明書発行まで。リカレント教育の入り口から出口までワンストップで完結!

2018年より学部独自のリカレント教育を展開されている東京理科大学薬学部様。新たにオンデマンド講座を開始され、リカレント教育の運用をワンストップで完結できるLMS(eラーニングシステム)の導入により、さらなる受講拡大への期待が高まっています。インタビューでは今回のリニューアルで可能になったこと、リカレント教育におけるLMSの効果的な使い方を含め、詳しいお話を伺うことができました。

東京理科大学
薬学科 教授/博士(薬学)/薬剤師 真野泰成様

お客様のニーズ

  • リカレント教育の受講申込・決済・受講・証明書発行まで1つのサイトで完結させたい
  • 受講者側・管理者側双方にとっての使いやすさをカスタマイズで実現したい

導入サービス


導入後の成果

  • 講座登録から始まり、受講申込・決済・受講、各種証明書の発行までワンストップで完結
  • 細やかなシステムカスタマイズで業務負担軽減と受講者の利便性向上を実現
  • オンデマンド講座も開始し、さらなる受講者増加が期待される

リカレント教育の入り口から出口までワンストップで完結

薬学部独自のリカレント教育とは、どのような経緯でスタートされたものですか。

薬剤師の養成機関である本学では、研究機関としても薬剤師の職業能力の向上に注力するため、2018年度に「薬学部医療薬学教育研究支援センター」を開設しました。リカレント教育はこの中で実施しているもので、大きく分けて「生涯学習講座」と「GMP教育訓練コース」の2つがあり、これまで約9,000人が受講されています。

・「生涯学習講座」:現役薬剤師を対象に、研修認定薬剤師としてのキャリアアップを目指す講座。これまで2,200名以上の方に研修認定薬剤師となるための単位を交付している。
・「GMP教育訓練コース」:製薬企業従事者を対象に、日本で初めてGMP(Good Manufacturing Practice、医薬品の製造管理及び品質管理の基準)を体系的に学ぶことができる講座。設置時より大きな反響があるという。
この医療薬学教育研究支援センターのWebページを今回、一新された目的は何でしたか。

当初こそ本学卒業生の質の担保と向上を目的としていたリカレント教育ですが、コロナ禍をきっかけにオンライン講座(Zoom)も開始し、今では薬系知識を取り扱う全国の社会人を対象に展開を広げています。今回、より多くの皆様に受講してもらうため、eラーニングシステムの開発を含めた申込サイトのリニューアルを検討していました。

以前のシステムにどんな課題をお持ちでしたか?

オンライン講座に加え、オンデマンド講座(eラーニング)の導入を目指していましたが、以前のシステムには動画編集や視聴確認といったeラーニング機能を搭載することができませんでした。また、受講申込や決済、各種証明書発行の仕組みも統一できておらず、事務作業がかなり煩雑でした。

弊社のLMS『KnowledgeDeliver』を採用された決め手は何でしたか?

対面、オンライン、オンデマンドのすべての講座を受講者が1つのサイトから申込でき、受講証明書の発行まで完了できること、銀行振込以外の決済方法にも対応していること、さらに本学の使い方に合ったカスタマイズが可能であったことから採用に至りました。

導入にあたっては、他のシステムとも比較検討をされましたか?

4社程だったと思いますが、比較検討を行いました。いずれも既存の学生を対象としたeラーニングシステムがほとんどで、外部からの申込機能が搭載できませんでした。我々が検討した中では、申込機能が搭載でき、細々としたカスタマイズができるシステムはデジタル・ナレッジ社のKnowledgeDeliverだけでした。

実際にどんなカスタマイズを実施されましたか?

「受講者の区分に合わせて受講料を変更・決済できる」「マイページから受講票・領収書をダウンロードできる」「講座毎に定員を設定できる」といった内容や、「申込ページをホームページとして使用するためのデザイン修正」「受講状況によって受講証明書・修了証明書の発行の可・付加を制御できる管理機能拡充」など、こちらの使い方に合わせて本当に多くのカスタマイズをしていただきました。

受講者・管理者双方の使いやすさを実現!大学院進学時の単位認定にも

実際に導入されてみて、使い勝手はいかがでしょうか?

受講申込から決済、入金管理、受講票や修了書の発行まで、バラバラにやっていた作業をこのシステムで一括してできるようになりました。カスタマイズのお陰で使い勝手もよく、オンデマンドも含めたすべてのデータを一元管理できるため非常に助かっています。あとは講座の登録ですね。我々としては講座登録からすべてが始まりますので、講座登録、動画管理やアップロードなどの準備作業も含めて毎日利用していますが、トラブルもなくスムーズです。

日々の事務作業の中で1番変化を実感されているのはどんな点でしょうか。
管理者側で修正できる部分が多いため、メールの送信文やよくある質問などに受講者からの意見をすぐに反映することができ、同様の質問への対応時間が減少しました。また、「GMP教育訓練コース」は企業からの派遣受講が多く、企業向けの領収書発行にかかる業務負担が大きかったのですが、受講者側で領収書を発行できるようになったことで業務負担がかなり軽減されました。受講者側にとっても利便性向上につながっています。
導入から現在に至るまで、弊社担当者の対応はいかがでしたか。
こちらの要望や懸念点はもちろん、受講者や講座の構成についても丁寧にヒアリングいただき、サイトを使う場面についても深く理解して下さったうえで、あらゆる面からご提言いただきました。そのお陰で受講者にとっても非常に使いやすいサイトになりましたし、想定外のトラブルもなく、本当にありがたいと感じています。

忙しい社会人の学び直しやスキルアップを後押しできる存在でありたい

改めて、薬学部で提供されているリカレント教育の特長をお聞かせください。
2024年度より、生涯学習講座の修了者が本学薬学研究科薬学専攻博士課程、または薬科学専攻博士後期課程に進学する際に最大2単位まで単位認定を申請できる制度を設けました。これは、学び直しのための講義受講はもちろんのこと、社会人が自身の持つ課題意識をもとに能動的に学修し、研究活動につなげるための橋渡しの役割を担っています。この制度実現にあたり、受講証の発行・管理は非常に重要なポイントですから、今回KnowledgeDeliverの活用でこれらが可能となったことはとても大きな意義がありました。
ありがとうございます。リカレント教育ではオンライン学習環境は必須となってきていますか。
コロナ禍以前は対面講座のみでしたが、オンライン講座を始めてから受講者が増え、今はオンラインを主軸に、対面も一部行っているという状況です。新しくスタートしたオンデマンド講座も活用いただきながら、より多くの社会人の方に充実した学びを届けることができればと願っています。
最後に、今後の取り組み予定をお聞かせください。
医療業界におけるDX化や業務多様化、社会ニーズに沿った薬学部のカリキュラム変更に対応すべく、リカレント教育においても講座内容をアップデートし、より充実した講座をお届けしていく予定です。卒業後時間が経ってから戻ってきて学び直す大学院生もいらっしゃいますので、そうした方々を後押しできるよう、今後も取り組みを進めてまいります。

また、東京理科大学全体としては「オープンカレッジ」という地域の皆様やビジネスパーソン向けのリカレント教育も行っています。薬学部医療薬学教育研究支援センターとオープンカレッジが本学のリカレント教育の両輪として、しっかりとその役割を果たしていければと思います。

薬学部 医療薬学教育支援センターの受講はこちら:https://sccper-tus.study.jp/home/default.aspx



ご利用いただいた製品・サービス

お客様情報

名称 学校法人 東京理科大学 薬学事務課
大学設立 明治14(1881)年6月創立/昭和24(1949)年4月大学設置
所在地 野田キャンパス(千葉県野田市山崎2641) ※2025年4月より、葛飾キャンパス(東京都葛飾区新宿6丁目3-1)へ移転

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