2016年6月3日、eラーニングや教育ICTの仕組みの国際標準化の推進を目的に、「日本IMS協会」が創設されました。
内田洋行、デジタル・ナレッジ、日本電子出版協会、ネットラーニングホールディングス、法政大学、放送大学(50音順)
の6団体が創設メンバーとなり、当社代表 はが弘明が設立時社員として参加、日本IMS協会 理事に就任致しました。
IMSグローバルラーニングコンソーシアム(IMS-GLC)について
IMS-GLCは、eラーニングや教育ICTにおける国際標準化を進める大学や企業からなる国際コミュニティで、
300会員以上が参加。95年からグローバルでの活動を進めている。
現在、eラーニングやICTを活用した教育の現場では、ソフトやコンテンツ、ビッグデータの国際標準化を進め、
相互運用性の向上が求められており、IMS-GLCが標準化に取り組んでいる。日本IMS協会は、IMS-GLCの活動を日本に普及させていく。
今後の主な活動は、IMS-GLCで進めている技術標準に関するワークショップや研究会とともに、
関連の講演会の開催していく。グローバルでのワーキンググループに対応する形で部会を設置し、
国内での意見を集約しグローバルにおける議論に反映させる。
既にIMS-GLCでは複数のLMS(学習管理システム)間で学習ログを共有する「キャリパー・アナリティクス(Caliper Analytics)」や、
様々なLMSで利用できる学習ツールを開発するLTI(学習ツールの相互運用性)などが生まれている。
協会ではこれらを日本に浸透させていくとともに、日本企業とIMS-GLCの懸け橋になっていく。
(電波新聞より一部抜粋)
IMS Japan賞設立について
IMS Global Learning ConsortiumのLearning Impact Award(LIA)に範をとり、
テクノロジーの教育利用に多大な貢献のあった優れた事例を顕彰します。
製品やサービス(開発段階のプロトタイプを含む)を提供したベンダーばかりでなく、
それらを導入し革新的な実践を行った教育・訓練機関からの応募もその対象となります。
日本IMS協会としては、ベンダーと導入機関が密接な連携の下に応募することを期待します。
日本e-Learning大賞『eラーニングアワード 2016 フォーラム』(6月募集、10月表彰)にあわせて実施され、
その優秀賞(第 1 位)はIMS Global Learning Consortium の主催する LIA(12 月募集締切、翌春の春季大会で授賞式)の
最終審査への出場権(別途英語審査資料の提出、翌春の春季大会でのプレゼンテーションが必要)、
渡航費補助として賞金20万円が与えられます。
http://www.elearningawards.jp/
デジタル・ナレッジは今後も引き続き、当協会の活動を支援して参ります。