eラーニング導入実績1200超を誇る国内最大級のeラーニング専門ソリューション企業、株式会社デジタル・ナレッジ(本社:東京、代表取締役:はが弘明)が運営するeラーニング戦略研究所は、就職活動を行っている大学生を対象に就職活動に対するアンケート調査を実施し、その結果を2016年6月27日に公開いたしました。
アンケートの結果、就職活動を行っている大学生の実に87%が「就職活動や就職に不安」を感じていることが明らかとなりました。内定を1つでも獲得している学生は就活に前向きな傾向が見られますが、「内定をもらえるか不安」「自分の適性・適職がわからない」「面接・自己PRが苦手」「就活の進め方が分からない」「経験・能力に自信がない」などの理由で就職活動に前向きに取り組めない学生も多く、その背景には自己分析不足や事前準備不足があるようです。
また、全体の6割が大学3年の後半に就活をスタートさせていますが、就職が決まらないまま卒業を迎えてしまった大学4年生の66.6%が「大学4年生になってから就活をスタートした」と回答しており、活動開始が遅すぎた印象です。
学生たちは就活上の悩みを「同年代の親しい友人」や「家族」、「大学の先輩」などに相談していますが、とくに内定獲得者は目上の人に積極的に相談している傾向が見られました。一方、既卒者となる大学4年生の半数が「誰にも相談していない」と回答しているのが目立ちます。この数は大学3年生の同回答の3倍にあたり、就職浪人となる学生が一人で悩みを抱えているケースが多いものと考えられます。
アンケートではそのほか、就職活動にかける時間や金額、エントリー企業数、就職活動に利用しているWebサービス・アプリや今後利用したいサービス内容などが明らかとなっており、今どきの就活生の実態がよくわかる内容となっています。
【アンケート結果にみるポイント】
- 大学生の9割が「就職活動に不安」、自己分析不足・事前準備不足が背景か
- 6割が「大学3年後半」に就職活動をスタート、活動開始が遅れて〝就職浪人”
- 就活にかける時間・金額と内定との相関は見られず
- 就職支援サイトの利用率79%、アプリ利用は35%
- 「面接・筆記・ES対策」「社会人への質問相談」「就活生・内定者コミュニティ」へのニーズ高く。〝信頼できる匿名性“がカギか
- 就活の悩みは「同年代の親しい友人」「家族」「大学の先輩」に相談。内定獲得者は〝目上の人に相談“し、就職浪人は〝誰にも相談しない“傾向か