今「教育ビッグデータ」が注目を集めています。
総務省は「先導的教育システム実証事業」を平成26 年度から3 年計画で開始しました。実証校において、クラウド環境を前提に多様な端末に対応した教育ICT システムの実証研究を行うというものです。そして実証研究の成果は、技術仕様として策定され、広く公開することが予定されています。
この総務省の事業の紹介ページにおいても「学習データ」「ビッグデータ分析」さらには「新規ビジネス創出」という文言が掲載されています。
そして、この実証事業の一環として発行された「クラウド導入ガイドブック2015」は、以下のような章立てから始まっています。
「もう止まらない教育のICT 化の流れ」
「そして、時代はクラウド」
「誰でも、いつでも、どこでも」
国策として教育ビッグデータへの取組を加速しようとする固い決意を感じます。
期待も多い反面、課題もある「教育ビッグデータ」分野ではありますが、教育業界に携わる私達にとって、今から概観しておくべきテーマであることは間違いないと言えそうです。