FD からIR まで。教育ビッグデータの収集と分析で実現できる「新しい大学」の世界観を紹介します。
e ラーニングと授業をシームレスに
統合学習環境の提供
授業やe ラーニング、学習アプリ、読書などを統合した教育環境を提供できます。例えばe ラーニングと授業のどちらかを選択できたり、e ラーニングで学んでから授業に参加する反転学習なども統合管理できるので、多種多彩な教育サービスをシームレスな教育環境として提供できるようになります。
学びの成果を体系的に可視化
ポートフォリオ
履修状況、成績情報、学習履歴を統合して視覚化することで、学生自身の学習活動を把握、振り返り、目標設定を行えます。これによりモチベーションの維持、履修登録の支援、体系的な学びの可視化が行えるようになります。
生涯を通じた学びを支援
卒後ポートフォリオ
履修状況、成績情報、学習履歴を統合した情報を卒業後も閲覧できるようにして、卒後教育や就職先で活用し、生涯を通じて学びを支援することができます。就職先では社員の活躍や育成の基礎として利用でき企業からの評価も高まります。また、ポートフォリオから最新の教育内容を卒後教育として提案することも可能です。
知っておきたい!ポートフォリオ
学生の履修状況や成績レポートなどの教育記録を蓄積・管理整理したり、学習目標や気づき/ ふりかえりを記録したものをポートフォリオといい、昨今の大学でニーズが高まっています。
このポートフォリオを実現するアプリケーションを e ポートフォリオと言います。e ポートフォリオでは教育記録が重視されるため、 LRS との親和性が高いと言われています。
図7:e ポートフォリオの仕組み