原稿を書いたり、企画を練ったり、ややこしいプログラムを組んだり、データ分析をしたり・・・ 人には篭って集中しなきゃならない時があります。
そういう時、私はカフェ、中でもスターバックスに篭って作業をする習慣があります。数多あるスターバックスの中でもとりわけ六本木のミッドタウンにあるスターバックスがお気に入りで、現在提供されているAnalytics+のソースコードの何割かはこのミッドタウンのスターバックスで作られてます(笑)
どうしてカフェ、それもミッドタウンのスターバックスがいいかというのを私なりに分析してみると、
- 完全な静寂ではなく、適度な動きがある
- 広い空間で開放感がある
- 低く音楽が流れている
- 広いテーブルと座りやすい席で作業しやすい
- 作業するときはテーブル席、リラックスするときにはソファ席と、用途によって席が選べる
- 周りは知らない人ばかり、声をかけられて集中が途切れることがない
- 普段の場所と少しだけ離れていて、気持ちが切り替えられる
- 微妙に「見られている」感があって、変なことできない(笑)
- コーヒが飲める
こういう要素から、私にとってのサードプレイスとして、この店舗が気に入っているし、効率を高める場所たらしめているのだと思います。
と言っても平日は六本木まで行くわけにもいかず、秋葉原や御徒町と言った近隣のスタバに行って篭ったりするのですが、やや雰囲気が異なる(例えば大きなテーブル席がなく、客層もちょっと違う)し、そもそも外のスタバまで行くまでに時間がかかるので非効率です。
だったら作っちゃえばいいんじゃね? というのが事の始まりでして・・・
弊社の所有するビル、eラーニング・ラボ秋葉原は、8Fを「ラーニングカフェ」と銘打って、弊社スタッフやテナントさんが利用できるスペースとして開放してます。
ところが、ここは有り合わせのテーブルや椅子を置いている空間でして・・・
椅子は「ゴロゴロ」付きでオフィス? という感じですし、ゆっくりくつろげる感じではありません。そもそも有り合わせの家具を設置しているためチグハグでおしゃれ感がありません。ここで篭って作業するイメージは全くありませんし、弊社スタッフもあまり8Fを使っている様子はありません。
じゃあ、ここをうまいことリノベーションして自分好みにしちゃえばいいんじゃない? と思ったのがそもそもの発端で、
「外のスタバに行かなくても、エレベータで8Fに上がっちゃえば、同じような雰囲気のスペースがあれば素敵じゃない?」
という動機からスタートしました。
どういう感じにしようかとあれこれ考え、家具を調べ、調達品のリストを作成しました。テーブルや椅子といった家具だけでなく、コーヒーメーカやお砂糖、紙コップ、調度品に到るまで40品目ほどのリストが出来上がりました。私の趣味の世界だと言われてますが、否定できません・・・
事前にイメージを合わせてみようと、レイアウトを組んで3D CGでデザインを起こして見ました。
大きなテーブルをどーんと置いて・・・
ひとりひとりが座れるソファーを配置し、
奥にはソファ席を設けよう。
そんな感じでイメージを膨らませてレイアウトを考えたりしていました。
実はこのCG、動画版も作成してウォークスルーで室内を飛び回った映像も用意し、弊社の目標発表会の席でスタッフにお見せしたりしました。
(何やってんだか・・・)
ここに到るまで、様々な紆余曲折がありまして、当初はスタバの再現を念頭に置き、濃い色の家具を入れるつもりで構成してましたが、天井の色や壁の色からするとミスマッチ? ということで、方針転換して、色を薄めに、イメージでいうとスカンジナビアンな感じにしようと今の家具やデザインに落ち着きました。
そんな経緯で進んだラーニングカフェ構想、内装工事が終わり、家具がぼちぼち配置され、本日12月13日にひとまず完成、オープンとなりました。
実際に出来上がったカフェを写真で紹介しましょう。
入るとすぐにラックを配置しました。ここはお知らせなどを行ったり、何かオブジェを置こうかなと思ってますが、まずはブリキのアルファベットでカフェの名称を描いてます。
正面から見るとこんな感じです。この写真はオープン前日なのでまだ家具が全部は入ってませんが、大きな机が部屋の真ん中にあり、椅子が並んでます。
テーブルはIKEAの一番大きなテーブルです。買う前は木の節目が気になってカントリー調になっちゃうんじゃないか? と危惧しましたが、思ったより良かったです。
椅子はハンス・J・ウェグナーがデザインしたThe Chairという椅子です。ゆったりした作りで私のような巨体をも包み込み座り心地が気に入っており今回採用しました。
椅子を並べるとこんな感じです。6名ずつが向かい合って12名、誕生日席が2席、合わせて14名が座れます。
カフェの奥にはソファ席を用意してます。ミース・ファン・デル・ローエがデザインした家具、バルセロナチェアを配置してます。今日のところは1つのみですが、完成形としては様々なサイズのバルセロナチェアが並び、センターテーブルが配置されます。
私は社内でしばしば「神は細部に宿る」(”God is in the detail”)とか”Less is more”ということを教訓として語りますが、これらの言葉は、オリジナルが誰かはよくわからないのですが、ミース・ファン・デル・ローエの言葉として有名ですね。
照明はアルコランプ。このベースの大理石が、まあ重くて重くて、移動するのに苦労しました。おまけに設置当初はアームが天井に干渉して、きゃー どうしよう、と思いましたが、調整の末、なんとか落ち着きました。
天吊りプロジェクタを使うときにはアルコランプをずらさなきゃいけないのはご愛嬌。
一人でまったり過ごしたり、作業をしたいときのための一人がけソファも用意してます。こちらはチェアと同じく、ハンス・J・ウェグナーの有名なGE290です。以前から座り心地が気に入っていて、今回揃えてみました。この席の座り心地はそれなりに良い評判のようです。
カフェなので音楽をずっと流していようと思い、YAMAHAのRelitというシリーズのスピーカを入れてます。そもそもは別の海外製の音響システムにしようと思っていたのですが、売り切れでこちらに。照明器具も入り、スマートに置けますし、これだけの空間でもBGMとしては十分に機能します。
この部屋、天井の一部やカーテンが青で、だったらいっそのこと、テーマカラーを青にしようと、カウンター上にあったダクトレールに青の陶器のペンダントライトをぶら下げました。
今は奥にありますがコーヒメーカ(Nespresso)とお茶(Special T)を用意してます。これは手前のカウンターに設置する予定です。
そうそう。奥にはもう一つテーブルがあるのですが、ここに簡易的にネットを張り、卓球ができるようにしました。卓球台にしては長く、幅も狭いと制約もあるのですが、これが殊の外面白く、やってみると面白い! これは意外と盛り上がって楽しいかもしれないぞ、と思ってます。
そんなこんなで、8Fのラーニングカフェ、リニューアルオープンしました。
社内スタッフやテナントさんだけでなく、(場所柄機密性はありませんが)社外の方とのお打ち合わせや、セミナーや勉強会の会場としても利用する予定ですので、その際は是非ご利用なさってください。
さて、これで原稿などのペースが、ぐんぐん・・・(希望的観測)