去年を思い返してみると、JICAさんの案件化調査のスキームを利用したキルギス共和国へのeラーニング展開の調査で2ヶ月ほどキルギスの首都ビシュケクに滞在しておりました。異文化の国に長いこと滞在し、その国を知り、我々ができることを考えました。その結果、今年は晴れてお仕事としてまとまり、この夏からいよいよ本格的に稼働を開始します。
今週から弊社スタッフも現地入りしており、私がこうしてblogを書いている今でも、後ろの席で、ビシュケクと東京を結んだテレビ会議が行われています。
これを受けて、弊社では海外事業の取り組みの動きが活発になってきています。
取り組みの一つ目は、この政府ODAなどを活用した事業展開を進めようと、新しい事業部『国際開発ソリューション事業部』を発足したことです。JICAさんをはじめとする機関と連携し、発展途上国への教育サービス支援を目的にした事業部で、きっかけとなったキルギス共和国をはじめ、周辺国やその他の地域への展開を進めていきます。
もう一つ、最近は海外パートナーさんとの連携も盛んで、今は中国、タイで特に活発に動いています。タイでは先日現地にてセミナーを開催したばかりです。現地法人や学校さんへの展開が見込まれます。
このような流れを受け、弊社のeラーニングパッケージである”KnowledgeDeliver”も多言語対応がさらに進んでおります。
従来は日本語・英語・中国語(簡体字)だったのが、ロシア語・キルギス語・タイ語・ベトナム語などなど、様々な言語のバージョンが準備されています。さらに要請により他の言語の準備も進めておりますし、対応言語を広げていく予定です。
そういえば、最近は海外パートナーさんと連携するケースも多く、今まではアメリカの企業さんが殆どでしたが、最近は中国、韓国、ベトナム、タイ、インドなど、アジア各国のパートナーさんと連携して進めることも結構あります。偶然ながら、先週末はオーストラリア大使館を訪れたりしておりました。
これまでは日本国内事業のみにフォーカスしておりましたが、今後は徐々に海外展開の流れも進みそうな勢いを感じます。
海外、一緒に展開しましょうという方は是非ご一緒しましょう。
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