えーと、しょうもない本歌取りのタイトルから始まりましたが・・・
皆さんはデジタル・ナレッジという弊社の名前をご覧になると、eラーニングのシステム会社という色合いを強く感じられるのではないでしょうか。弊社は創業者のはがも私もエンジニア出身で、創業当時はバリバリ開発していましたし、弊社スタッフのエンジニア比率が高いのが特徴です。
最新テクノロジーを取り入れながら日々進化するKnowledgeDeliverをはじめとしたeラーニングパッケージ製品開発をベースに、それぞれのお客様に合わせたシステム連携・システムカスタマイズを多く手掛けてきており、eラーニングをテクノロジーで支える会社という印象が強いと思います。
一方、eラーニングの重要なリソースとして、システムだけではなく教材が不可欠です。その教材をどのように用意するか? というのはeラーニング導入の大きな検討課題です。今回は弊社DK=デジタル・ナレッジの教材に関する考え方を前提に、弊社で取り扱う教材について紹介いたします。
目次
弊社の教材に関する基本的な考え方
弊社がどのようなスタンスで教材に取り組んでいるのか・・・ 弊社は「学びの架け橋」をミッションとして、このeラーニングを支援しています。
「学びの架け橋」とは、教える内容をお持ちの教育機関や企業の研修部門の「お客様」と、学びたい「受講者」を橋渡しする架け橋という意味を持ちます。
お客様のノウハウをいかに引き出してわかりやすい教材にするか。そうして作られた教材を受講者に届け、いかに効果的に学んでいただくか。そこに特化した活動を行っております。そのため弊社には「先生」と言われるようなスタッフはおらず、一部の例外を除き、自前の教材を有しておりません。
どうしてかというと、教育内容やそこに真摯に取り組まれている方々に対するリスペクトがあるからです。ある領域に専門特化して教育内容を日々磨き上げ、教育を提供しているプロフェッショナルな方が作り出す教材は素晴らしく、また環境変化による改正や表現力向上の日々の弛まぬ活動を通して受講者にわかりやすく間違いのない教材をお作りになられています。それを我々が模倣しようとは思えないのです。
なので、我々の役割は、そういった教育内容のプロフェッショナルに寄り添い、わかりやすい教材とは何か?を考えて具現化し教材化することであり、そういう技術を磨いています。
例えば、動きのある教材を簡単に作成できるスライドオーサリング機能や、チャプターやテロップの入ったビデオ教材を簡単に作れるVideo+、テスト問題をWebやCSVで作成できるツールなど、多彩な教材作成環境を提供しています。
誰もが簡単に表現力豊かな教材を作成できる・・・ それを受講者が学習し、その結果を運用管理できる。
これが弊社の創業当時からの基本的な考え方です。
弊社のツールを活用いただき、ご支援もさせていただきながら、お客様ご自身で教材を制作される・・・ これが弊社の考える理想の教材手配の一つの形です。
スタジオでの撮影
近年、教材の主流は動画に移行しています。eラーニングに限らず、エンターテイメントから、ちょっとした調べ物、料理や生活の知恵、趣味に至るまで、YouTubeやTikTokなどの動画をご覧になる方が増えているということもあり、受講者は動画によって学ぶことに慣れています。
参考までに、今から9年前に書いたブログ(今のeラーニングのコンテンツの主流は? 動画キテマス。)でこの傾向について説明しています。もうかれこれ10年ぐらい前には動画傾向はあったのです。
さて、そんな動画教材を作成するために必要な機材としては、カメラやスマホがあれば撮影できますし、YouTuberの広がりにより家電量販店でも撮影のための便利なグズはたくさん売られています。昔より映像を撮影するということに機材的・精神的ハードルはググッと下がったように思います。
とはいえ、手間はかかるし、綺麗な仕上がりや効果的な演出を考えると、映像撮影と編集はプロに任せたいと思うものです。そこで弊社は本社地下と西日本支社に教材の撮影・配信を行えるスタジオを有しております。
弊社スタジオでは、大学さんの授業や企業さんの教材など、日々様々な教材が収録されております。
他にもVRを活用した教材や、スライド教材の編集、テスト問題の加工・登録、など、教材制作を様々に支援致しております。
なお、大阪・肥後橋の西日本支社はこの秋にフロア増床し、新スタジオが完成しております。ただいまスタジオ開設記念の映像コンテンツ半額キャンペーンを行っておりますので、関西エリアの方で映像コンテンツ制作にご興味のある方はぜひお声がけください。
教材そのものの提供
これまで紹介したような方法でお客様自らが教材を制作するのは、教育会社さんや学校さんといった教育をビジネスの根幹に置かれている方にはフィットしますし、企業研修でも社内独自ノウハウやマニュアルを社員に広めるには適しています。これらの方々は弊社のツールを活用され内部で教材を制作する体制を整えたり、あるいは撮影・編集を弊社のような業者に委託するのは良いでしょう。
ただ、多くの企業さんにとって、世の中に普及している一般的なスキルやリテラシーを導入しようとすると、定評のある教材会社さんの教材を調達して展開するというのが選択肢として真っ先に上がります。
弊社ではConnect to KDというプログラムがあり、他社さんのご協力・パートナーシップのもと、弊社のLMSのKnowledgeDeliverに他社さんの優れたシステムや教材を組み合わせて、お客様にご提供しております。
このConnect to KDの教材でのご協力を多くいただいており、2023年12月7日現在、下記のような教材会社さん、教育会社さんから教材をご提供いただいており、弊社システムやサービスに搭載して皆様に提供させていただいております。
上記のような、各界でトップを走られている企業さんとタイアップさせていただいていること、改めて感謝申し上げます。
各社様からご提供いただく教材の概要について簡単に紹介いたします。
(紹介させていただいている順番はプレスリリース発行順です)
【提供教材】サイコム・ブレインズ様
サイコム・ブレインズ株式会社様-会社HP
会計・経理から人事・労務・法務といった専門職種向け教材や、マーケティング・営業などの営業力向上、マネジメントや思考法などのビジネススキル、テクノロジーやデータスキルなどのDX化など、ビジネス領域を幅広く支援するビジネスマスターズ®の教材を提供いただいております。
ビジネスマスターズ®は、ビジネス誌と専門書の両方の要素を兼ね備えたまったく新しい講座が満載です。ビジネスの基本知識、効果的なコミュニケーション、職場のトラブル解決法、最新ビジネストレンドを、人気講師のレクチャーやドラマで楽しみながら学べる豊富な講座をご用意しております。集合研修やバーチャルクラス研修の事前学習に最適な講座も充実。成長志向のビジネスパーソンを支援するとともに、企業の教育研修の効果をさらに高めます。
詳しくはプレスリリースをご覧ください。
【提供教材】ヒューマンサイエンス様
株式会社ヒューマン・サイエンス様-会社HP
情報セキュリティ、コンプライアンス、ハラスメント防止、ビジネスマナーなど、企業にて人事教育を行う際に不可欠な教材を提供いただいております。
コンテンツごとに「買い切り」でのご提供のため、ユーザ数に依存せず、ランニングコストも発生しません。
※改訂による新バージョンのご利用には新規購入が必要です。
<PowerPoint版>・<無音声版>・<音声版>の3つの形態で、様々なニーズにお応えします
PowerPoint版 – ご購入いただいたコンテンツをベースに独自の編集ができ、最小限の手間でオリジナル教材の作成を実現します。
無音声版・音声版 – 受講割当のみですぐに受講できるため、作業工数を抑えた運用を実現します。
豊富な事例や最新情報を盛り込み、図やイラストで解説する分かりやすいスライド式の教材です。
すべて事前アンケートと確認テスト付きで、すぐにご利用いただけます。
詳しくはプレスリリースをご覧ください。
【提供教材】アントレプレナーファクトリー様
株式会社アントレプレナーファクトリー様-企業HP
ビジネスパーソンに必要な基本のソフトスキルの習得講座のほか、人材開発目的に合わせた、階層別、テーマ別の講座ラインナップを取り揃えています。
実務に直結した知識・スキルを、3分から10分の動画で短時間に分けて無理・無駄なく受講することができるので、ビジネスパーソンのスキルアップに最適です。
詳しくはプレスリリースをご覧ください。
【提供教材】JTP様
JTP株式会社様は、長年にわたるITインフラサービスの提供で培った豊富な実績と知見に基づき、ビジネスのデジタル化や働き方の多様化に対応する戦略的な人材育成を支援なさっております。
DX人財育成のためのデジタルテクノロジー活用に関する基礎講座をはじめ、クラウド技術の基礎講座、IT基礎力を問う「ITパスポート」資格取得対策講座、さらにはIT技術者向けのビジネスマナー講座を提供いただいております。
これらの講座で学べるデジタルテクノロジーに関する基礎知識は、IT業界のみならず、いまDXを目指す全ての業種業界のビジネスパーソンが身に着けるべきビジネススキルとなっています。組織のDX推進に向けた取り組みに課題を抱えられている方におすすめです。
詳しくはプレスリリースをご覧ください。
【提供教材】LEC様
株式会社東京リーガルマインド様-企業HP
長年に渡り、各種資格・国家試験講座で実績のおありになるLEC様より、法務コンプライアンス、人事労務、会計財務など豊富な全28講座をご提供いただいております。
LEC様の講師による解説講座映像を提供します。1つの動画は5分~15分程度に調整されており、通勤中や業務の合間など、隙間時間で手軽に学習を進めることができます。理解度チェックに役立つ「確認テスト」も付属しています。
詳しくはプレスリリースをご覧ください。
ぜひご活用ください
ご覧のように、我々がリスペクトする錚々たる教育企業様から選りすぐりの教材を利用させていただくことができました。
これら教材は弊社のLMS、KnowledgeDeliverや、eラーニングASPナレッジデリ、ノウハウ流通ツールノバトンでご利用いただけます。
このConnect To KDによる教材パートナーさんは今後拡大する予定です。弊社サイト等にて都度紹介いたします。
ニーズに応じて、自前教材開発、撮影の外部委託、そして完成品教材の利用からお選びいただき、効果のある教育プログラムをご提供されるお手伝いをさせていただければ幸いです。
おまけ
この2023年は同級生や私より年下の人が亡くなりました。亡くなられた方々のことを思うと共に、もう自分もそういう歳に達したのだなと実感するようになりました。
おまけの曲は”Left Alone”です。マル・ウォドロンというピアニストによる曲で、女性ジャズボーカルの大御所、ビリー・ホリディの死を悼んで作られたアルバムの表題曲です。
ベツレヘムというマイナー・レーベルから出されているアルバムで、この曲でのアルトサックスのジャッキー・マクリーンの演奏が「泣きのアルト」と評されています。詳しくはこちらを。
今年亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
参考資料
- 教材作成・受講・管理を実現する学習管理システム:KnowledgeDeliver
- eラーニングASPサービス:ナレッジデリ
- ノウハウ流通ツール:Know-Baton(ノバトン)
- 教育用映像コンテンツ制作サービス
- 【プレスリリース】スタジオ開設記念「映像コンテンツ制作 半額キャンペーン」を西日本支社限定で開催
- 【コンテンツリリース第2弾】 ビジネスのすべてをカバーする幅広いラインアップ講座が大集合! 「ビジネスマスターズ(Business Masters)®」講座提供開始(サイコム・ブレインズ様)
- 【コンテンツリリース第3弾】企業研修に絶対必要なレディメイドコンテンツを提供(ヒューマンサイエンス様)
- 【コンテンツリリース第4弾】 経営幹部・管理職から新人まで人材開発目的に合わせた豊富な講座ラインナップ! アントレプレナーファクトリーの動画講座を提供開始(アントレプレナーファクトリー様)
- 【コンテンツリリース第5弾】 ITパスポート、デジタルテクノロジー、トレンドのDX人財育成講座も! JTPの動画講座を提供開始(JTP様)
- 【コンテンツリリース第6弾】 各種資格・国家試験対策講座で定評と実績のある 東京リーガルマインド(LEC)社の講座提供を開始!(LEC様)
- 【blog】今のeラーニングのコンテンツの主流は? 動画キテマス。