Tin Can生みの親、アメリカのRustici社を訪問してきました

By | 2014年3月31日

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

今日は3月31日、年度末です。

明日から消費税が上がるので先週末はお店に人が殺到したようですし、32年間続いた「笑っていいとも!」も今日で終わりということもあり、話題を集めています。

桜は東京では例年より早く、もう満開といったところでしょうか。昨日の大風で花びらが散っているところもありました。春の訪れです。

さて、私は先週一週間はアメリカに出張で出かけておりました。
目的はTin Canを提唱し作ったRustici社を訪問するためです。

Rustici社

テネシー洲のナッシュビル近くのフランクリンということろに会社はあります。ちなみにフランクリンには日産自動車の北米本社が存在します。

Rustici社

こんな感じのいかにもアメリカの郊外の会社という感じのビルの一角にオフィスがあります。
そんなに大きなオフィスではないですが、中には卓球台があったり、打ち合わせスペースの机がボウリングの床板だったりと、なかなかおしゃれで楽しい仕掛けがあちこちにあります。
ちなみに上記のRustici Softwareのボードは、初代の卓球台を加工して作ったそうです。

こちらで創業者のMike Rusticiさんやスタッフの方々とお会いして、6時間ほどみっちり打ち合わせしてきました。どうしてTin Canを作ろうとしたのか、Tin Canで作ろうとしている世界観、ADLとの関係、弊社デジタル・ナレッジのTin Can利用の構想(通称「ナレコ プロジェクト」)の説明、Rustici Softwareの新たな取り組みの話などなど、いろいろと貴重な話ができ、大変有意義でした。

夜はフランクリンの市街地に出かけて南部料理をごちそうになりました。
アルコールが入り、仕事の話2割、あとは趣味の話などで盛り上がっておりました。なかなか楽しい夜でした。

Mike

上の写真の右側が創業者のマイク・ラスタシーさんです。
奥さんが理学療法士だそうで、私の妻は作業療法士でして意外な共通点だなぁ! と驚いたりしてました。

遠くアメリカでもeラーニングに対する熱い思いをもたれており、規模や方法こそ違えども突き進んでいる方々が、我々と同じような課題を持ち、日々の業務を行っているのだなぁと嬉しくもありました。

今後、弊社のサービスに取り込んだり、Tin Canの日本での普及に協力させていただければと思います。

ところで、ナッシュビルに出張が決まったとき、どこか見るところはないかなぁと調べてみると、ジャックダニエルの蒸留所が近くにありました。

ジャックダニエル!

実は私がまだ20か21歳のころ、ジャックダニエルを毎晩のように飲んでました。
当時のジャックダニエルのボトルには二つに折り畳まれた厚紙がくくりつけられてました。
中を開くと、ジャックダニエルを作るテネシーのリンチバーグの蒸留所について書かれており、興味があるかたはコンタクトください、というようなことが書かれていました。
まだインターネットが普及する前の時代の話です。eメールなどはありません。
そこで私はタイプライターを持ち出して、ジャックダニエルに対する熱い思いを書いてリンチバーグに送ったのです。すると後日、アメリカから封書が届き、中にはジャックダニエル蒸留所のパンフレットや、私の手紙を読んだお返事が入ってました。とても感動しました。
ただ、テネシーはあまりにも遠いので行くことはないだろうと思っていましたが、それがひょんなことで近くに行くことになるとは!

というわけで、80マイルほど離れたリンチバーグまでレンタカーを飛ばし、ここ20年来行きたいと思っていたジャックダニエル蒸留所に行ってきました。

Jack Daniel's Distillery

蒸留所の見学ツアーがあり参加してきました。
ごく控えめに言って「ものすごく楽しかった!」です。

ジャックダニエルはチャコールで濾過するのが特徴的なのですが、そのチャコールを作る過程から始まり、ジャックダニエルに使われる水源、蒸留のポット、発酵槽、濾過する過程、樽を貯蔵するところ、実際にボトリングする工程などを見せてもらいました。2時間弱でしたが、いやぁ楽しかったです。

ツアー開始時に記念撮影をするのですが、後日妻に見せると「やたらと嬉しそう」と。そりゃもう、20年来の夢がかなったわけですからね。

Jack Daniel's Distillery

ちなみに当日のツアーの写真はWebサイトからダウンロードできるようになっております。
「アメリカ人大きいと思うけど、あなた,写真みると、結構おおきいほうじゃない?」
・・・う、うん。そ、そうかもね・・・