今日は2023年12月26日です。弊社は会社としての営業日は明日12月27日が最終日、来年1月3日まで年末年始休業に入ります。弊社は期末が11月末で12月から新年度に入るので、12月は新年度にあたり感覚がちょっとズレるのですが、それでもヒタヒタと年末感を感じております。
(なお、休み期間中であってもサーバ保守・監視に関しては通常通りの運用を行なっておりますのでご安心ください。年末年始休業については、年末年始休業のお知らせをご覧ください)
今年一年、ありがとうございました。この一年を振り返ると、アフターコロナの気配を感じつつ、社会が本格的に再始動し、コロナ前の状態に戻るものもあれば、この4年余りの期間を経て価値や手法が再整理されバージョンアップしたものもありました。コロナ禍では運用が難しかった印鑑に象徴されるアナログや紙を廃し、デジタルに移行するといった、いわゆる「DX化」の波も押し寄せてきた期間でした。世の中がメジャーバージョンアップを余儀なくされた、そんな年でした。
eラーニングもその最たるもので、コロナ最中にリアルに対面せずソーシャルディスタンスを確保しオンラインで教育活動が始終することから脚光を浴び、ちょっとしたバブル状態だったのが、コロナの出口が見え始め、元に戻るものもあれば、オンラインの良さが浸透しデジタル化が進むものもあります。この期間、利用者の皆様がデジタルツールを活用する機会が多く、審美眼がとても養われたのを感じます。我々も技術・サービスともに引き上げ、高度化するニーズに対応をしております。
またChatGPTをはじめとする生成AIの脅威的なパワーを感じた年でもありました。このブログでもいくつか紹介いたしましたが、弊社でもさまざまな生成AIの取り組み、システム実装を進めております。そういうわけで今年は技術的にもなかなか面白い一年でした。
来年、2024年も弊社では様々な取り組みにチャレンジしてまいります。どうぞ引き続きご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。
2024年、デジタル・ナレッジがどのようなサービスを展開するのか・・・ 年明けの新春セミナーでご紹介する予定です。詳しくは下記をご覧ください。
目次
2024年新春カンファレンス:生成AI・スキルマネジメント活用事例と新時代の教育・研修
というわけで年明けの2024年1月23日、デジタル・ナレッジ新春カンファレンス2024を開催いたします。今回のタイトルは「生成AI・スキルマネジメント活用事例と新時代の教育・研修」です。
今年2023年も弊社が進めてきており、十分に機が熟した技術やサービスたち、2023年現在は広くは使われていないものの、2024年には普及すると目されるものを中心に展開いたします。
生成AIを活用した教材自動生成
まず、生成AIに関して、教育に適用した際の可能性について考察し、弊社の取り組み例を紹介します。中でも1つの教育素材をもとに様々なバリエーションの教育コンテンツを自動生成する仕組みが目玉だと思います。これによりeラーニング提供に必要な多彩な教材を、生成AIの活用することで教材制作の効率を飛躍的に高め、教材の質・量ともに高めて提供できる環境を提供します。
当カンファレンスでは概要や現在の状況をお伝えするだけでなく、弊社のグループであるウズベキスタンの私立大学Japan Digital Universityでの教材作成の活用事例も紹介予定です。(ちなみにJapan Digital Universityでの活用事例は、先日のブログで紹介した創業者「はが」が登壇し紹介いたします)
リスキリング
もう一つの今回のカンファレンスの柱が「リスキリング」です。リスキリングやDX人材育成など、組織の継続的かつ発展的な成長のための社会人の学びが注目されて久しいです。eラーニングは学びそのものを提供するメソッドとして最適解の一つです。ただ学びの周辺の管理はeラーニングでは取り扱っておらず、例えば教育計画や学習によって身についたスキルの管理、人材の活用は別の領域であるスキルマネジメントの考えが必要になってきます。弊社は先駆けてスキル管理のツールSkill+をリリースしており、このスキルマネジメントのサービスを提供しております。
当カンファレンスではスキルマネジメントが組織内でどのような役割を果たし、どのように運用されるか、それによりどのような価値が生まれるのかを、Skill+の適用の例も交えながら説明いたします。
特別ゲスト:サイコム・ブレインズ様
そして今回は社外よりゲストをお招きしております。企業の人材開発・組織開発を長年手掛けていらっしゃるサイコム・ブレインズ株式会社様にご登壇いただき、弊社も開発協力させていただいているビジネスに必要なスキルや知識を学べるビジネスマスターズ(Business Masters®)について、IRTや生成AIなどを組み合わせた2024年の進化について開発責任者の方に語っていただきます。
さらに、サイコムさんと私の対談という形式でサイコム・ブレインズ様が描く研修ビジョンと、それを実現するデジタル・ナレッジとのパートナーシップについてお話しする予定です。
普段はなかなか知ることのできない教育企業さんの戦略に触れる機会となります。同業の教育企業さんはもちろん、ユーザである企業の方にとっても貴重な機会となるかと思います。
DK新春カンファレンス2024概要
題名 | 《デジタル・ナレッジ新春カンファレンス2024》 「生成AI・スキルマネジメント活用事例と新時代の教育・研修」 生成AIを使った教材自動作成「Teacher’s Copilot」リスキリング・DX人材育成を加速するスキルマネジメント |
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日時 | 2024年1月23日(火)13:30~17:00 (13:15 受付開始・オンライン接続) 【会場参加特典】休憩中と終演後、会場参加の方は教育DX常設展をご案内、個別相談あり |
主催 | 株式会社デジタル・ナレッジ |
会場 | 〒110-0005 東京都台東区上野5-3-4 eラーニング・ラボ秋葉原 株式会社デジタル・ナレッジ 1F インタラクティブセミナールーム ■ JR「秋葉原駅 中央改札口から」徒歩7分 ■ 東京メトロ「末広町駅」から徒歩2分 ※線路沿いの正面玄関よりお入りください ※オンラインでのご参加も可能です。(Zoomウェビナーで配信予定) |
定員 | オンライン参加:限定200名 秋葉原会場参加:限定20名 (先着順、定員に達し次第締め切り) |
受講料 | 参加無料(事前登録制) |
お申込み
この新春カンファレンスの定員は秋葉原会場20名、オンラインの方200名となっております。本日リリースし、すでに多数のお申し込みをいただいております。ご興味ある方はぜひお早めにお申込みください。オンラインでお申込みいただけます。
当日、皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
おまけ
年の瀬が近づくと、この曲、蛍の光を思い出します。日本では店舗の閉店時間に流れる曲というイメージもありますが、本国イギリスやアメリカでは年末の曲として定着しているそうです。日本でも紅白歌合戦の最後にこの曲でエンディングという演出になっていますね。
というわけで、蛍の光、原題”Auld Lang Syne”でお別れです。
また来年お会いしましょう。良い年をお迎えください!