What a difference a day makes!

By | 2011年3月31日

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

今回の大震災をアメリカ同時多発テロの9.11に准えて3.11と言う傾向もあるようですが、
3.11前と3.11後では、危機意識やムードはもちろん、今後の意識や国の進み方も大いに変わるような感じがします。
ポスト3.11
エネルギーや食の安全性といった直接的なものは勿論、他の領域にも影響があることでしょう。
ひとりひとりの意識や、さまざまな社会の運用、世論、重点を置くべきもの、
根幹も末端も、変化するんじゃないでしょうか。
以前の価値観や体制をアンシャン・レジーム(旧体制)とまでは言わないにしても、過去を置き去りにするぐらいの大きなうねりが予想されます。
我々ITで知や教育を届ける立場の企業も、この変化に対応し、IT技術を活用して今まで以上の貢献をしていく所存です。
もはやそれは”eラーニング”とは呼ばなくなるのかもしれませんが、
我々の考える 学びの架け橋 = 教育を提供する者と受ける者とを結ぶ場を提供する、という考え方は、今後も変わることはないでしょう。
ところで今日は3月31日、あの日から20日が経過し、3月の最終日です。
そして明日から4月。
4月はスタートの季節です。
我々デジタル・ナレッジにもこのたび大学を卒業した方3名が新入社員として入社してきます。
新入社員たちが、自分の仕事のやりがいを見つけ、人間性やスキルを身につけて活躍し
この新しい社会に大いに貢献できることを切に願ってます。
スタンダードナンバーに”What a difference a day makes”(あるいはmade)という曲があります。
日本名のタイトル「縁は異なもの」としても知られています。
恋が成就した日、世の中はなんとすばらしいものだろうか。
一日24時間でこんなにも世界がかわるのか! 
というような歌です。
3.11の日から、我々はまさに”What a difference a day made”を経験してきました。
あの日以降、ほんの一日足らずで物事が大きくかわってしまいました。
しかし、季節は巡り、明日から4月です。
世間一般では期がかわり、学校では新学期がスタートし、
新しい季節が始まり、目を輝かせたフレッシュマンがやってきます。
この1日がまたターニングポイントになるでしょう。
“What a difference a day makes”となるよう、4月から気分一新、頑張りましょう。
暖かくなって、もうじきここ東京でも桜が見ごろを迎えることでしょう。
春、新しい季節の始まり、復興の始まりです。

About 吉田 自由児

ヒゲこと、株式会社デジタル・ナレッジ 代表取締役COOの吉田がお届けします。 弊社関連の情報だけでなく、eラーニング周辺の話題についても触れます。