本日プレスリリースを発行しましたが、株式会社Z会さんと弊社デジタル・ナレッジが業務提携することになりました。
株式会社Z会(本社:静岡県駿東郡 代表取締役社長:藤井孝昭)と株式会社デジタル・ナレッジ(本社:東京都台東区、代表取締役社長:はが弘明)は、学校を対象にして高品質な「教育ICT環境」の実現に向けた業務提携を行うことに合意いたしました。
Z会グループは創業以来80余年にわたり、自宅で確かな力がつく通信教育、参考書・問題集や一般書籍・本の発刊、中学・高校・大学受験の教室(塾・予備校)という3つの柱で、幼児(年少・年中・年長)、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人と全ての人の「学習」をサポート。初等・中等分野では難関校・難関大学への合格者を多数輩出し、通信教育の代名詞としてブランドを確立しました。
一方、デジタル・ナレッジは1995年に設立し、日本で初めてのeラーニング専門企業としてeラーニングの立ち上げに関わるテクノロジ開発、運営などすべてを提供するワンストップメニューを展開。学校、企業・官公庁、塾・スクールなど1000を超える組織にeラーニングを開発・提供し、成功に導いてまいりました。
教育のICT化においては政府が「2020年までに1人1台の情報端末配備」を閣議決定しており、また近年、タブレット・スマートフォンなどのテクノロジの急速な発展から、今後は一層の市場拡大・関連事業のニーズ増大が予想されます。
この度の提携で、両社の強みである高品質な「教育」「テクノロジ」や、築き上げてきたノウハウ、技術力、販売力を相互に活用・融合し、これまでは実現できなかった新たな事業機会の創造、高まりつつあるICT事業のニーズへの対応、さらなる教育の発展に貢献してまいります。
以前よりZ会さんとは、タブレット等のサービスでご一緒させていただいておりましたが、リリースにもあるように、2020年の1人1台タブレット配備をにらみ、お互いのノウハウや得意領域の力をあわせて何かできないか? ということで、ご一緒に検討を重ね、この度の業務提携となりました。
個人的な話をしますと、私は中学が沖縄でして、近くに多くの塾があるわけでもなく、高度な教育に飢えておりました。そんな中友人のひとりがやっているZ会の通信添削をみて、これはいいぞ、と入会したのです。
この講座は私にはとてもレベルの高い内容で、着実にこなすのは実に大変でした。特に数学に至ってはさらに難解で、添削用紙を持ち歩き外出先でも「こりこり」解いていました。難しい課題を毎回悩みながらも取り組んでいましたが、これはいろいろな意味で力になったと思っています。実際には途中で諦めて提出できない課題もけっこうあったのですが・・・(苦笑)
この学習習慣は高校に入っても続き、私にとってはZ会さんの通信講座は中学・高校の学びを支えてもらった貴重な「恩師」みたいなところがあります。
そういう個人的な体験もありますので、そんなZ会さんとご一緒にお仕事をさせていただくことになったときには率直に嬉しかったですし、今回の業務提携の話が合意したときには、そんな子供の頃の体験を思い出し、しみじみとしたものです。
今回は「Z会さんとの業務提携」についてのリリースですが、今後折をみて、具体的にはどういうことをやっていくのか? というのも紹介していく予定です。
2015/4/21 追記
4月20日の日本経済新聞朝刊でご案内の通り、このたび、Z会さんと弊社デジタル・ナレッジとで共同出資会社「Z会ラーニング・テクノロジ」を設立することになりました。詳細は情報整理し次第、このブログでも紹介予定です。
2015/5/19 追記
本日付で「株式会社Z会ラーニング・テクノロジ」を設立いたしました。詳細はこちらのブログをご覧ください。
■関連情報■
- 株式会社Z会「株式会社デジタル・ナレッジとの業務提携のお知らせ」
- 株式会社デジタル・ナレッジ「株式会社Z会と株式会社デジタル・ナレッジが業務提携合意」
- Z会が教育ICTに本腰、デジタル・ナレッジと提携し新サービス開発(IT pro)
- Z会とデジタル・ナレッジ、教育ICT環境の実現に向けた業務提携で合意(マイナビニュース)
- Z会とデジタル・ナレッジ/ICT教育サービスの強化に向け業務提携(ICT教育ニュース)
- Z会とデジタル・ナレッジが業務提携…教育ICTの新サービス開発へ(リセマム)
- Z会がICT教育へ加速!株式会社デジタル・ナレッジと業務提携(子供の通信教育比較)
- Z会、デジタル・ナレッジとの業務提携 ICTを取り入れた教育サービスを強化(M&A Times)
- 【メディア情報】 日本経済新聞に「Z会との共同出資会社設立」が取り上げられました。