こんにちは。こちらは5/9月曜朝の10:21、今いるのは中央アジアの国、キルギスの首都ビシュケク、間借りしているオフィスからお届けしております。
公用語はキルギス語とロシア語ですが、ほとんどここではロシア語が使われているようです。と言ってもどちらもキリル文字で書かれるため、我々日本人からは区別がつきませんけ。町は緑が多く車の交通量は多いです。半分以上が日本車、それも日本から輸出された右ハンドルの車も多いです(現地は本来は左ハンドル)。
さて、この度、どうしてキルギスに来ているかというと、弊社提案のキルギス向けeラーニングの案件化調査がJICAさんに採択され、その1回目の現地調査というわけです。詳しくはこちらをごらんください。
弊社からは私含めて4名、協力会社さん3名の計7名で現地入りしております。
そして現地スタッフも5名おり、ITやコンテンツの調整、通訳などをやってもらっています。
このスタッフの写真からもわかるでしょうが、現地の人は日本人によく似ています。そしてロシア系の方も結構多いですね。ここは旧ソ連の統治していた国なのでその名残でしょう。
オフィスは5階建ビルの5階、緑豊かな場所で見晴らしも良く、晴れた時には、天山山脈を望むことができます。
今回の滞在は2週間の予定、JICAさんと連携しながらキルギスの政府と調整したり、現地のパートナー企業とミーティングを繰り返したりしております。普段日本で行っている仕事とはまた違う内容で、スタッフともども楽しんで仕事をやっております。
それぞれのチームが部屋に分かれて作業していますが、会話は様々で、日本語とロシア語と英語が飛び交っております。
さて、こちらでの生活ですが、快適です。もともとソ連が統治していた影響もあり、アジアというよりヨーロッパですね。食事もロシアの影響ともともとの土着の料理とがいい具合に混じっています。シルクロードの通過地点、その影響もとても感じます。
私は羊が食べられないのですが、確かに羊は多いものの、避けて過ごすこともできます。(その辺はモンゴルとは違う)
いくつか食べた料理を紹介しますね。
オシュ バザール近くで入った食堂、ロシア語まるっきり分からないのだけれど、カフェテリア形式なので指差して英語で話せば大体通じます。
日本のラーメンのルーツだと言われているものだそうです。私は羊がダメなので食べませんでしたが、うどんとパスタの間ぐらいの感じで美味しかったそうです。
義理の母より、キルギスはそば処だという話を聞いてましたが、確かに蕎麦はよくとれるようです。これは付け合わせに選べる蕎麦。大抵どこのレストランにもあります。蕎麦の実を塩茹でしたようなものです。美味。気に入りました。
グルジア料理、大変美味しかったです。串焼きも出ましたが、その大きさに驚きました。このチキンがとても気に入りました。グルジア(現:ジョージア)はワインの誕生の地としても知られてます。グルジアワインを飲み、ぶどうを蒸留して作ったウォッカ(チャチャ)を飲むと目が回りそうになりましたが。
僕のお気に入り、ピラフ。ウズベク料理の店にて。ピラフはトルコやウズベキスタンが発祥とされてます。「ピラフセンター」というお店で食べました。これは美味しい。
そして中華料理も。日本で食べるのとはもちろん味が違います。なんだか中国奥地の料理みたいな味わいでした(笑) 1人1品注文してシェアしましたが、かなりの量でした。
本格的なドイツ料理の店もありました。中に大きなステンレスのタンクがあり、自家醸造してるのです。種類もドラフトからピルスナーまで5種類ぐらい。野外のポプラの木の下でシルクロードを感じながらビールを飲むのは楽しかったです。ロシア系のピアニストとバイオリニストが曲を演奏しており、かなり上手でした。しばらく聴いてリクエストをさせてもらいました。
ここキルギスにはスターバックスはないのですが(マックもケンタッキーもありません)、スタバ風カフェを発見。メニューがボードに英語で書かれています。んー実にスタバ風。しかも甘くないコーヒーが飲めます。トール・アメリカーノ相当が200円しないぐらいでしょうか。
そういうわけで、当初懸念していた食生活も大丈夫そうです。
なんだかご飯ばっかり食べているように見えるかもしれませんが。いや、ちゃんと仕事してますから、ええ。
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