お久しぶりです。新人エンジニアの平田です。
ご報告
いきなりですが、新入社員Hは、社内の留学応援プロジェクトという形で一年ほど紳士の国イギリスへと旅立ちます。
*ビック・ベンの写真
タイトルに記載されておりますが、正確にはこれが最終章ではありません。ブログは続きます。
しかし、二年目でかつ、留学しますので新入社員の奮闘記としてのブログは、
これが最後になるのかなと思っております。この先、別の奮闘が待っておりますが。
そのため、本日のブログ記事は米国オンライン家庭教師市場について書こうと思っていましたが、どうせなら英国の市場を知ったうえで英国と米国の比較をしていきたいと思いましたので一旦保留にしておこうと思います。
本日は、留学応援プロジェクトの概要から留学の経緯などを書いていこうと思います。
留学応援プロジェクトの経緯と概要
弊社では、以前のCOO吉田さんのブログ記事にもありましたようにキルギスへ
e-learningを導入しようという動きもあり、海外への取り組みも注力しているところでもあります。
そこで、新入社員Hは下々の理由(後に記載)で留学をしようと思い、人事の方にご相談し、社長及びCOOとの面談を経て留学応援プロジェクトというものが発足しました。
私が一人目の留学応援プロジェクト対象者ということになります。
その結果、一部の留学費用を資金援助して頂き、ブログ執筆や現地のe-learningに関するレポート報告をするという形になりました。
では、どこに、なぜ、どんな勉強をしにいくのか?を以下に述べていきます。
留学の経緯と概要
– まず、どこに行くのかになりますが、以下の大学院に留学をしに行きます。
University College London Institute of Education
通称: UCL Institute of Education(IOE)
* University College London Institute of Educationのホームページより引用
画像にありますように、近年では教育の分野で世界的に高い評価をうけているようです。
UCLで学ばれたOBで言うと、「種の起源」のチャールズ・ダーウィンや「自由論」のジョン・ステュアート・ミル、日本人でいうと夏目漱石や元首相の小泉純一郎さんなど歴史上有名な方々がいらっしゃいます。
学生時代、哲学を勉強していた身としては、連なる先輩の方々の名前を聞くだけでもわくわくしてきますね。
そして、私はUCLの寮にはいることになるのですが、その寮が大英博物館の近くにあります。
大英博物館といえば、映画「ナイト・ミュージアム/エジプト王の秘密」が舞台となった博物館になります。ロンドンの観光名所でもありますので、気になるかはぜひ映画をご覧ください。
– 次に、何を勉強にするかについてですが、一言でいうと技術を利用した教育問題の課題解決の実践研究になります。
具体的に述べるとだいぶ長くなると思いますので、どんなことができるのかの概要だけでも書いていきます。
私の在籍するコースは、一年コースになります。イギリスは、どの大学院も基本的に一年です。前期半年間、基本的なリサーチ方法や教育学、エンジニアリングの基礎を詰め込みます。その後、学生自身が持っている課題に沿ったプロジェクトに入り、実践研究をしていきます。
中には、途中でアフリカやドイツなど他国に行き、リサーチをしにいく方が何人かいらっしゃいます。
例えば、有名な方でいうと、面識がありませんので勝手にご紹介してよいのか分かりませんが、同大学院在籍中の国際教育支援NGO「e-Education」創業者の税所 篤快さんは、アフリカの未承認国家ソマリランドにて、遠隔教育モデルベースのソマリランド大学院を作っていたりします。
– 最後になぜ、大学院留学をしに行こうと思ったかについてですが、他国のテクノロジーを利用した教育モデルを知っておきたい。
教育の課題が、日本が持つ課題と他の国が持つ課題とは、異なっており、様々な課題が
無数にあるのかなと思っていたりします。その中でもテクノロジーで解決すべき課題とテクノロジーによる解決が適していない課題があるかと思います。その境目を知るためには、まず日本以外の課題点を知っている必要があり、それは、国際都市であるロンドンやそういった他国への流動性のあるコミュニティの中にて勉強してみる必要があるのかと思いました。そこで、留学をしようと決めました。
色々、書いていますが、つまりは、もともと異文化や異文化交流とういものに大変、興味があるということなのかもしれません。
お恥ずかしながら、日本の四国を言えないのですが、中国の省は結構言えたりします。
次回
ということで、次回からはイギリスからのブログ更新ということになります。
随時、学生生活やイギリスのe-learning状況など書いていこうと思います。
今後とも、ご愛読のほど宜しくお願い致します。