先日、1月31日は、
「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」
でしたね。こういうネーミングを見ると、昔のアニメの必殺技を思い出しませんか?
と、不惑を通り越したトレパ室長の岡田です。
天体というのは不思議なもので、見上げていて飽きないですね。宇宙は永遠の憧れなのかもしれません。
以前、宇宙開発の講座づくりをした時に、講師の一人の宇宙飛行士・山崎直子さんにうかがったエピソードがあります。
宇宙ステーションから初めて地球を眺めた時、とても驚いた。いつもなら、足元にあるはずの地球が私の頭上に見えたので。
このような内容だったと思います。
この話を聞いた時に、ふとVRのことを思い起こしました。VR(バーチャル・リアリティ)は最近では「没入型」というフレーズも使われます。VRによって、現実の周囲の環境とは異る世界や環境に「没入」することができる、ということです。個人差はあるので、万人がその世界の中に没入できるとは断言しませんが、かなりの方がバーチャルな(実質的な)感覚を持つことができます。
宇宙ステーションという、普段なら入れない場所に没入できるなら、それだけで教育的価値は高いものになるでしょうね。
さてさて、ここでひとつ謝罪をしなければなりません。
実は、ずっとブログで書こうと思っていて、書いてないことがありました。
それは・・・
2017年に素敵なゲストがデジタル・ナレッジ社に来てくれたことです!
実は、岡山県にある公立中高一貫校の岡山操山中学校の男子生徒3名が秋葉原のデジタル・ナレッジ本社に来てくれました。2017年11月8日のことでした。(どんだけ書くのが遅いねん…)
彼らの来訪目的は、修学旅行の中のプログラムの一環としての会社訪問で、デジタル・ナレッジを選んだ理由が「VRを教育に活用している会社」だから!
公式サイトをかなり熟読してくれていたようです。
岡田より、教育(社員教育)にVRをいかに使うか、という「教育×VR」領域のコンテンツ制作のポイントを話をしました。メモをとる姿勢、鋭い質問。え?今時の中学生はすごいなあ。いや、やはり岡山操山中だからすごいのか。普段の先生方のご指導と、何より生徒さんたちの知的好奇心がすごいんだろうなあ。などと、関心しきりでした。
その後、「拙いですが・・・」と言いながら、地図情報とリンクさせた教育VRコンテンツのアイデアについて、彼らからプレゼンがありました。
もちろん、色々細かいところでは、実現が難しいこともあったのですが、「教育×VR」というコンセプトの重要なポイントはしっかり押さえていました。
思わず、「将来、デジタル・ナレッジに就職しない?」と勧誘しちゃいましたw
まだまだ日本では、VRを教育分野、特に初等中等教育の場面で活用するという動きは大きくありません。しかし、VRでしか実現できない教育があると思いますし、それを実現する仕組みやノウハウを開発していきたいですね。
今の中学生たちが社会人として活躍している時には、想像もつかないようなコンテンツやシステムが構築されているかもしれません。できれば、私たちの世代がバトンを持っているうちに、少しでも構築したいですね。
最後に、ホットなニュースが流れて来ました。
いつもお世話になっているmoguraVRさんの記事を紹介します。東京大学がついに!
「教育×VR」がますます大きな波になりそうですね!