「月末までにやろう!」と仕事の期限を決めるクセって、ありませんか?
…私だけでしょうか。トレパサービス推進室「室長」岡田です。
…毎年、2月になると、このクセを直そうと誓いながら、なかなか学習できずにいます。
さて、そんな皆さんお忙しい中ですが、先日、2月21日に弊社のAIトレーニングツール『トレパ』のワークショップを学校・塾の教員向けに実施しましたので、その時の報告を簡単に行いたいと思います。
2月21日(水)秋葉原にある弊社デジタル・ナレッジのセミナールーム。
各回15名定員のワークショップでは、ほとんどの席が埋まりました。
内容としては、
トレパサービスの概要説明、デモ、問題作成画面(エディット画面)説明の後、実際に問題を作ってもらうハンズオン形式のワークショップ
でした。
今回のワークショップでは、「トレパ」を使うことが『意外とカンタン!』と言っていただけることが目的でした。
「AIの技術は〈使う〉」ことが求められています。AIを〈つくる〉ことは一部の企業が行えばよく、教育実践をされている教員の方々には、「AIの技術を〈使って〉、どのような教育ができるのか」に注力していただければと考えています。
そのために、AIエンジンと教材づくりの「橋渡し」をするのがデジタル・ナレッジの使命だと考えています。
実際に興味を持っていただいた方には、トレパのフル機能を2か月間フリートライアルをしていただくことができますので、公式サイトをご覧ください。
■トレパ公式サイト https://torepa.jp/
今回のワークショップで印象的だったのは、日本語のAIトレーニングに対するニーズの多さでした。
以前から展示会などで「トレパ」を紹介すると、「日本語はできないの?」と尋ねられていました。その時は、「英語ができるんだから、日本語も…」くらいの『ついでの質問』くらいかと思っていましたが、今回は日本語教育に関わる方々が実際にワークショップに足を運んでいただきました。このニーズはホンモノのようです。
確かに、2020に向けて日本語教育のニーズはますます増えていくでしょう。この機会に、Cool Japanの重要な柱として日本語教育が浸透すればいいな、と個人的には思っています。(ちなみに、母国語としての日本語教育と、外国人向けの日本語教育を私は区別するべきだと思っていますが、この点は割愛します。)
また、別の観点ですが、日本語版トレパがあれば、専門分野の口頭試問に使えないか、というアイデアをお持ちの方もおられました。
本来の英語トレーニングについては、人事研修で使えないか、というご意見も。
やっぱり、私もそうですが、仕事帰りに英語教室に通うのもしんどいですよね。急に仕事が入ったりする場合もあるし。それであれば、社員教育の一環として、その業界に特化した英語トレーニングを展開するというのもアリだと思います。
このように、初等中等教育でも、社会人教育でも、コンテンツを載せる「エディター」という点がトレパについては評価されています。アプリだったら、コンテンツを編集したりすることがほとんどできませんからね。
英語アプリについて、ある高校の先生がおっしゃっていたのは、「アプリだと、採用するかしないかの二択にしかならない」。融通無碍なところが「トレパ」のポイントだと思います。
しかし、一方で、いくらカンタンとはいえ、自分たちでコンテンツをつくる作業が入ってくることになります。その負担を軽減するために、私たちは、チュートリアル動画の公開やワークショップの継続実施を考えています。
もし、「こんな使い方できるぞ!」とか、「こんなコンテンツをみんなで使ってみない?」ということを一緒に考えていただける方がおられたら、どんどんトレパの『公開コンテンツ』に教材を載せていってくれませんか?
また、ワークショップにご参加いただき、実際に私たちとお話しながら、新しい英語教育のカタチを考えていきませんか?
■次回のワークショップは、3月10日(土)です。■