四天王寺高等学校・中学校のオープンスクールで「トレパ」模擬授業が行われました!

By | 2018年6月22日

お久しぶりです。トレパ「室長」岡田から、eラーニング戦略研究所・主任研究員となった岡田です。今後、「研究員・岡田」を名乗ります。改めて、よろしくお願いいたします。

ところで、6月18日(月)はちょうど私は大阪にいました。妻の実家に宿泊していて、トイレに入ったところで大きな揺れ!阪神大震災を体験していたので、今回の大阪地震の際も記憶がフラッシュバックして少々うろたえてしまいました。大阪の皆さん、大丈夫でしたか?

さて、やはり強い経験(災害など)はその後の人生の場面場面で、さまざまな決断・判断に影響を与えますね。改めて「教育」や「学習」の重要性を感じます。一度インプットされ、強く刻まれた知識は簡単には消えないこと、教育に関わる人間として肝に銘じたいですね。

 

さて、なぜ大阪にいたかというと、大阪の四天王寺高等学校・中学校で6月16日にオープンスクールが行われており、その中で弊社のAIツール「トレパ」を使った英語の模擬授業が行われていたからです。

IMG_1432※晴天!

私もあたかも四天王寺高校の先生であるかのように、腕章つけて立っていました。

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・・・おかげで、ご来場の小6女子の皆さんと保護者の方々に『この教室に行きたいのですが・・・』と話しかけられ、対応するうちに、校舎内をある程度覚えてしまいましたw

 

さて、そんなことをしているうちに、模擬授業がスタートしました。

テーマは「発音」。ネイティブのエド先生に発音のコツを習い、その発音チェックをトレパで行う、というものでした。

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びっくりしたのは、エド先生はほとんど日本語を使わないで英語で説明を続けていくのですが、いくらその英語が分かりやすく丁寧だといっても、それだけでちゃんと行動できる小6生のレベルの高さ!驚きです。

今回は、フォニックスのいくつかのポイントをカンタンなものから難しいものへと3段階でチャレンジしてもらいました。

私立中学校を受験しようとする小学生ですので、

・PCの操作は指示がなくても行える

・発音の診断が悪くても、何度もチャレンジする

というというところで、見ていて感銘を受けました。ちょっと内容は難しかったのですが、四天王寺中学校に入学すれば、「こんなこともできるようになるんだ!」と思っていただけたのではないでしょうか。

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何より感銘を受けたのは、保護者の方々。

私に直接、『このAIってどんな風に動いているんですか?データベースは?』などと質問してくるお父さん。

『この(トレパ上での)発話の診断の数値の読み方ですけれど・・・』と、自ら発話チャレンジしてその評価について質問してくるお母さん。

『これは四天王寺に入学したら、家でも学習できるんですか?』と、もしかしたらご自身も勉強で使おうと思っているのではないかと思えるお母さん。

保護者の方々の関心が高かったのが印象的でした。

教育の世界には「再生産」という言葉があります。バーンスタインという学者が提案していますが、簡単に言うと、保護者の教養・知識・ものの考え方・言葉づかい(言語コード)がお子さんにも「再生産」される、ということです。

保護者の方々が、新しい技術や新しい教育方法に向き合う姿は、何よりお子さんたちの学業へのモチベーションになると思います。

 

学校は同学年のお子さんたちが集まって切磋琢磨する場所です。一方、家でもeラーニングで勉強ができれば、保護者の皆さんがお持ちの「好奇心」もお子さんたちの前で自然と示すことになるのかもしれません。

学びの舞台を学校から家庭へ。それもeラーニングの技術が支えることができる。そんな可能性を感じたオープンスクールでした。

 

四天王寺高等学校・中学校の関係者の皆様。お世話になりました。

 

■四天王寺高等学校・中学校公式サイト http://www.shitennoji.ed.jp/stnnj/

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