DKクラウド

By | 2010年3月2日

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

先日mixiの母校(高校)のコミュニティに衝撃的な投稿がありました。
私の出た高校は福岡のカトリックの男子校です。
男子校だからといって硬派というわけではなく、まあのんびりした感じの学校でした。私は唯一人の高校からの入学者で他は全員が中学からの持ち上がりなのですが、だからといってつまはじきされるわけでもなく、皆で和気藹々のんびりした環境でした。
私は高校に対する愛校心が強いというわけではないのですが、それでも出身校なので、もちろん愛着はあるし、在学中はいろいろお世話になったと感謝しています。
さて、そんな出身の男子校、近々共学になるとのこと。
おおおおおお。
そもそも男子校や女子校って、ニーズに特化しているともいえますが、マーケットの半分を放棄しているとも言えますし、少子化の今ではなかなかレベルを保って人数を集めるのは難しいのでしょう。
親しい友人の男子校も最近共学になったと聞いていたので、ひとつの流れなのかもしれません。
そして、学校名も変更になるとのこと。
今までは独自の名前だったのですが、同じイエズス会系列の大学(上智大学)の名前を冠するようになるようです。
これもブランド強化のためには致し方ないことかもしれません。
それにしても学校名が変わる、しかも共学になるというのは、結構な衝撃です。
時代の変化についていかないと経営が成り立たないのでしょうが、何か寂しい感じもします。
閑話休題。
さて、今回はサーバの話。
サーバの提供形態については以前こちらで説明しましたが、今回はその中でもクラウドの話。
クラウドとは? 前の書き込みから抜粋すると
——

これは、クラウドを行なう業者さんが大量のサーバ環境をストックしておき、その領域をみんなで共用しましょうというものです。
業者さんは大量に調達することで安く提供できるだけでなく、大勢で設備を共用するので、あまり使っていない資源は他の人が使うなど、サービスが伸び縮みするので、結果総投資額が少なくなり、コスト的に安く提供できるというものです。
——

というものです。

弊社でも、このクラウドの考え方を取り込んだインフラを整備して提供してます。
仮称「DKクラウド」と呼称しております。

従来、お客さんにサービス提供する際には、専用サーバを提供するか、1台のサーバに複数サービスを混在させるかの手法をとっておりましたが、仮想化技術が進んだこともあって最近では仮想環境で提供することも増えてます。1台のサーバの上に複数のOSや環境を動かすというものです。

サーバの形態としては、最近はブレードサーバを導入してます。
従来より省スペースに大量のサーバを詰め込むことができるので場所代が削減できますし、集中管理を行なうこともできます。
さらに、仮想化
技術を使うことにより、1台のサーバをいくつものサービスで割ることができます。無駄なサーバを持つ必要がなくなりました。

DBサーバやWebサーバも1台構成ではなく、別のマシンの仮想環境同士で冗長構成をとっており、万が一1台のマシンが停止しても他方のマシンが稼動しているので障害にも強くなってますし、大規模のアクセスがある場合でも負荷分散して処理することが可能になってます。

それに加え、ディスク装置も仮想化しており、EVAという装置を導入しています。詳しくはこちらをごらんいただくとして、仮想化時代の大容量ストレージであるEVAを利用すると、ディスクを無駄なく使えますし、パフォーマンスも向上し、サービス停止も最低限にとどめられます。

さらに、電源の冗長構成、ネットワークの冗長構成をとり足回りを整備してます。

これらを活用したサーバ統合環境、それがDKクラウドです。

いろいろしちめんどくさいことを書いてきましたが、要するに
高付加にも強く障害にも強く、かつコストも抑えられる
ということと、
仕組みをいちいちお客さんが考えたり構築しなくてもメリットを享受できる
というのが大きなポイントだと思います。

アプリケーションの対応も必要ですが、弊社のKnowledgeClassroomKnowledgeDeliver5はこのクラウド環境で動かすことを前提に設計されておりますので、ご安心してお使いいただけます。

 
サービスを安定して運用してほしい
 
安価に提供したい
 
大規模にも耐える運用をしたい
 
サーバのことなんて考えたくない!

そういうニーズをお持ちの方は是非ご活用ください。
手前味噌にはりますが、DKクラウド、かなりオススメです。



ところで、来週から新オフィスへ移転です。
ばったばたしております。