Author Archives: 吉田 自由児

About 吉田 自由児

ヒゲこと、株式会社デジタル・ナレッジ 代表取締役COOの吉田がお届けします。 弊社関連の情報だけでなく、eラーニング周辺の話題についても触れます。

特許

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

沖縄はもう梅雨入りしました。私は沖縄育ちなので、梅雨の感覚が内地の人とはずれていますが、ここ東京での梅雨入りはまだ先でしょう。ただ、ここ東京も気温が上がり、雨模様です。

先週末、会社の健康保険組合(TJK)の保養施設、アルペンドルフ白樺に行ってきました。
弊社の加入するTJKには、箱根、金谷城(千葉)、そして白樺湖に保養所があります。毎月申込があって抽選で選ばれるのですが、毎月のように申し込んでますが、行けるのは年に数回程度。それだけ人気が高いのです。

この白樺湖に位置するアルペンドルフ白樺は二度目の利用。ちょうど義母も来ているので、一緒に出かけてきました。

アルペンドルフ白樺湖

山小屋風の建物で、広々としています。
レジャー施設もあり、ボーリングやパットゴルフなどをわいわいやりました。
料金は激安で、週末の高い時期でも、一泊二食で組合員は大人5,400円、子ども2,700円、ファミリーは6,480円です。料理も美味しくて大変気に入ってます。

ちなみにボーリングは貸し靴込みで1ゲーム100円・・・ 激安です。

二日目は近くにある長門牧場に行きました。

長門牧場

とても広々とした牧場で、遠くに白く雪を纏った切り立った山々が見えます。

長門牧場

こんな感じでとても綺麗。
九州出身、沖縄育ち、東京在住の私にとっては、とても珍しい風景です。
清々しいったらありゃしない!

ぴりっと冷たい空気の中、多いにリフレッシュしてきました。
TJKの保養所、おすすめです。もしTJKに加入されている方は是非ご利用ください。そうじゃない方は、この際なので、弊社に勤めてみます??(笑)

ただ、牧場にはヤギのフンがあちこちにあり、子どもたちは「うんち! うんち!」と大騒ぎして、そのうち泣き出してましたけど・・・

閑話休題。

さて、今回は特許の話。

つい先日、以前出願していた特許の特許査定が出たという案内がありました。
5年ほど前に出願していた特許がようやく取れそう、ということです。

これまでもデジタル・ナレッジはいくつか特許を出願しております。
公開されているものでいうと・・・

などがあります。
最近も出願したものもあり、割と積極的に特許は出願しております。

特許といっても、昨今のApple vs サムスンのように、お金をふんだくろうとかいうわけではなく、ひとつの仕事が終わったら弁護士・弁理士の先生に相談し、そこに新規性があるかどうかの確認をしてまとめて整理しようという感覚に近いです。

どこかの二番煎じではなく、きちんと自分たちで考えてモノを作り上げ、その成果として特許を出願しようというのがその思いです。

デジタル・ナレッジは技術会社であり、今後も特許が取れるような新しい考えや技術を製品に投入し、より多くの「感動するeラーニング」を届けて参る所存です。

再来週はいよいよEDIX、新製品の発表も予定しております。
皆様とお会いできるのをスタッフ一同、心待ちにしております。

このゴールデンウィーク、東大の知に触れてみませんか?(gacco)

みなさん、こんにちは。ヒゲです。

昨日の東京は雨で結構激しく降りましたが、今日はお天気も徐々に回復、25度まで上がるという予報です。

既にお休みに入られている方もいらっしゃるでしょうし、そうでない方も四連休という長いお休みが待っています。

さて、連休中になにをしようか?

Billy Joelが”New York State On My Mind”でこんなことを歌ってます。

Some folks like to get away

Take a holiday from the neighbourhood

Hop a flight to Miami Beach

Or to Hollywood

But I’m taking a Greyhound

On the Hudson River Line

I’m in a New York state of mind 

休暇をとって地元から出たがる人もいる

マイアミビーチとかハリウッドにひとっ飛びでね

でも僕はハドソン・リバー線のグレイハウンドバスに乗っている

僕の心はニューヨークでいっぱいなんだ

(勝手に和訳)


私はあいにく連休中にマイアミビーチにもハリウッドにも行かないし

グレイハウンドにも乗る予定はなく、のんびり過ごそうかなと思ってます。

そういう方も多いのではないでしょうか。


そういう方におすすめなのがeラーニング、パソコンなりタブレットなりがあれば学習できますので、日頃とは違う頭の使い方をしてみて、視野を広めるのはいいのではないでしょうか?


そんな中でおすすめなのがJMOOCのひとつ、gaccoのコースです。

gaccoは大学の先生方の選りすぐりの講義を無料で受講できるサービスです。NTTドコモ社とNTTナレッジ・スクウェア社が共同で推進しているgaccoプロジェクトにより、NTTナレッジ・スクウェア社が提供しています。

現在公開されているコースは東京大学の本郷 和人先生による『日本中世の自由と平等』です。

 下記に講座の説明映像があります。

日本史が得意じゃなかった私でも楽しめそうです。実際、日本史に興味がなかった中の人も多いに楽しく学習しているようですし。

ちなみに今後も続々と講座ラインナップは増えて行く予定で、5月19日には慶応義塾大学の村井純先生(日本のインターネットの父!)の『インターネット』、6月16日には早稲田大学の栗崎周平先生の『国際安全保障論』の講義がスタートします。

その他続々登場予定ですので、乞うご期待です。


登録は無料、さああなたもこのGWは東京大学の知に触れてみてはいかがでしょう?

登録はこちらからどうぞ。

5月は是非EDIXへお越し下さい

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

今年のゴールデンウィークはカレンダーがうまいこと重ならず、前半は飛び石になったりしていますが、それでも間に有給を取ると長期休暇は可能ということもあり、朝の通勤電車がやや空いているように感じます。

私の出身地のひとつである福岡ではこの時期「どんたく(正式名称は「博多どんたく港まつり」)というお祭りがあり、大勢の観光客でにぎわうのですが、毎年どんたくの時期は雨が降るというジンクスがあります。
さて、今年はどうか? 天気予報によると、もってくれそうな気配ですが、こればっかしはそのときになってみないとわかりません。

どうぞお出かけ予定の皆様、旅行先で雨に降られませんように。

さて、この時期になるとeラーニングや教育IT業界は、そわそわしています。
教育IT系では最大の展示会『教育ITソリューションEXPO』、通称EDIXが、東京ビッグサイトにて5月21日?23日に開催されます。

弊社は今年もEDIXに出展いたします。
展示会場での展示(2カ所)と、無料セミナー(5月23日 14:45~15:45:リアルもネットも「学習履歴」をすべてつなげる可能性~統合型学習サービスを発表~)を実施いたします。

会場地図も公式サイトにアップされております。
ご来場の際にはぜひ弊社グループのブースにもお立ち寄りください。

スクリーンショット 2014-04-30 15.29.41.png
(会場案内図の赤のところが弊社ブース。クリックすると全体地図にジャンプします)

では、当日皆様にお会いできることを楽しみにしております。

Windows XP / Office 2003サポート終了のお知らせ

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

四月に入り、例年より早い桜はもう見頃を過ぎ、あちこちに花びらが舞っています。今日は気温も高く、うららかな春、というところでしょうか。

私事で恐縮ですが、うちには二人の娘がおり、上の娘は今年から小学校一年生です。
今週の月曜日に入学式があり、文字通り「ぴっかぴかの一年生」でして、これまで慣れ親しんだ保育園とは違う小学校の雰囲気に親のほうが緊張するという感じでした。

ちゃんとひとりで学校に行ってお友達と仲良くなって楽しく過ごせるのか? ふざけずに先生のお話をちゃんと聞いていられるか? もじもじして泣いたりしないか? 困ったことを周りに相談できるのか? ちゃんとお勉強するのか? ・・・ などなど心配事は山のようにありますが、昨日までの様子では、まあそれなりに小学校生活に適応しているようです。

うちは共働きで、習い事もあったりするので、ひとりで行動する時間帯もあり、不安なので小学校に相談した上でGPSを持たせることにしました。(うちの区は小学生は携帯電話禁止なので、GPSのみです)

ソフトバンクの「みまもりGPS」という商品。電話機能はなく、GPSとデータ通信のみです。他のAndroid/iPhoneからのリクエストに応じて居場所を返したり、定期的に居場所をロギングしたり(スケジュール測位)、あらかじめ設定された場所に出入りするとメールを送信したり(エリア測位)という機能が搭載されています。

自宅や学校、習い事の教室などの場所を登録しておいて運用してみると、これがかなり正確にトレースされています。

家を出た、学校に着いた、学校を出た、学童に着いた、習い事の教室に行った、家に帰った

こういうのがリアルタイムに親の携帯にメール送信されるのです。

ついでにいうと、昨日から英会話スクールに通い始めたのですが、このスクールでは子どもが来たり帰ったりすると自動で親宛にメールを送るようになっています。

いずれも、昔では考えられなかったことですよね。
時代は進歩するなぁと感心しておりますし、親のニーズにあってるとも思います。

さてさて、そんな春ですが、IT関連で大きな話題といえば、Windows XPのサポート終了でしょうか。

2001年の登場以来、長きにわたって使われてきたWindows XP、その使い勝手の良さから多くの端末で利用されてきました。

Vista/7/8と、続々と後継が出てもXPを使い続けている人は多かったのではないでしょうか。私自身、去年の年末にマシンを買い替えてMacBook AirにWindows 8を入れるまでは、ThinkPadでXPを使っておりました。

使うぶんにはXPってシンプルで分かりやすく、作業を行うには充分で、余計なものがついてなくて、とてもいいんですよね。

その後MSさんはUI/UXをいろいろといじってますが、今のごてごてしたものより、XPのほうが分かりやすいと個人的には思っています。傑作OSのひとつじゃないでしょうか。

長く使われてきたそんなXPも、2014年4月9日をもってMicrosoftが正式サポートを終了することになりました。
詳しくはこちらをご覧ください。

それに伴って、弊社の全商品・サービスもWidows XPおよび同時にサポート終了になるOffice 2003の正式サポートを終了させていただくことになりました。
詳細は下記、もしくはリリースをご覧ください。

——-
Windows XP/Office 2003 サポート終了に関するお知らせ

2014年4月9日をもちまして、マイクロソフト社のWindows XP、Microsoft Office 2003のサポートが終了します。

「 Windows XP サポート終了のお知らせ」
http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/xp_eos.aspx

これに伴い、2014年4月9日をもちまして、Windows XP、Microsoft Office2003に関連した動作上の不具合等についてのお問い合わせには回答致しかねます。
また今後、Windows XP、Microsoft Office 2003におきまして、
弊社製品が予告なくご利用いただけなくなる場合がございます。ご了承ください。

お客様のご理解とご協力の程何卒よろしくお願い申し上げます。

※Windows XP、Microsoft Office、Internet Explorerは、米国Microsoft
Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。


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まだまだWindows XPをご利用の方はいらっしゃるとは思いますが、特にインターネットにさらされた環境下ですと、今後セキュリティ的にはかなり問題が生じる危険性が多いに考えられますので、早めの乗り換えをお勧めします。

そういえば以前乗ってた車には制御用にWindows CEが搭載されてました。車買うとMS社のライセンスが同封されており、しかもご丁寧にフリーズしたとき用にCtrl+Alt+Deleteに相当する操作までありました。

なんでも世界のATMの2/3がWindows XP対策必要だとの話もありますし、組み込み系で使われていることもあるので、今後注意が必要ですね。

Tin Can生みの親、アメリカのRustici社を訪問してきました

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

今日は3月31日、年度末です。

明日から消費税が上がるので先週末はお店に人が殺到したようですし、32年間続いた「笑っていいとも!」も今日で終わりということもあり、話題を集めています。

桜は東京では例年より早く、もう満開といったところでしょうか。昨日の大風で花びらが散っているところもありました。春の訪れです。

さて、私は先週一週間はアメリカに出張で出かけておりました。
目的はTin Canを提唱し作ったRustici社を訪問するためです。

Rustici社

テネシー洲のナッシュビル近くのフランクリンということろに会社はあります。ちなみにフランクリンには日産自動車の北米本社が存在します。

Rustici社

こんな感じのいかにもアメリカの郊外の会社という感じのビルの一角にオフィスがあります。
そんなに大きなオフィスではないですが、中には卓球台があったり、打ち合わせスペースの机がボウリングの床板だったりと、なかなかおしゃれで楽しい仕掛けがあちこちにあります。
ちなみに上記のRustici Softwareのボードは、初代の卓球台を加工して作ったそうです。

こちらで創業者のMike Rusticiさんやスタッフの方々とお会いして、6時間ほどみっちり打ち合わせしてきました。どうしてTin Canを作ろうとしたのか、Tin Canで作ろうとしている世界観、ADLとの関係、弊社デジタル・ナレッジのTin Can利用の構想(通称「ナレコ プロジェクト」)の説明、Rustici Softwareの新たな取り組みの話などなど、いろいろと貴重な話ができ、大変有意義でした。

夜はフランクリンの市街地に出かけて南部料理をごちそうになりました。
アルコールが入り、仕事の話2割、あとは趣味の話などで盛り上がっておりました。なかなか楽しい夜でした。

Mike

上の写真の右側が創業者のマイク・ラスタシーさんです。
奥さんが理学療法士だそうで、私の妻は作業療法士でして意外な共通点だなぁ! と驚いたりしてました。

遠くアメリカでもeラーニングに対する熱い思いをもたれており、規模や方法こそ違えども突き進んでいる方々が、我々と同じような課題を持ち、日々の業務を行っているのだなぁと嬉しくもありました。

今後、弊社のサービスに取り込んだり、Tin Canの日本での普及に協力させていただければと思います。

ところで、ナッシュビルに出張が決まったとき、どこか見るところはないかなぁと調べてみると、ジャックダニエルの蒸留所が近くにありました。

ジャックダニエル!

実は私がまだ20か21歳のころ、ジャックダニエルを毎晩のように飲んでました。
当時のジャックダニエルのボトルには二つに折り畳まれた厚紙がくくりつけられてました。
中を開くと、ジャックダニエルを作るテネシーのリンチバーグの蒸留所について書かれており、興味があるかたはコンタクトください、というようなことが書かれていました。
まだインターネットが普及する前の時代の話です。eメールなどはありません。
そこで私はタイプライターを持ち出して、ジャックダニエルに対する熱い思いを書いてリンチバーグに送ったのです。すると後日、アメリカから封書が届き、中にはジャックダニエル蒸留所のパンフレットや、私の手紙を読んだお返事が入ってました。とても感動しました。
ただ、テネシーはあまりにも遠いので行くことはないだろうと思っていましたが、それがひょんなことで近くに行くことになるとは!

というわけで、80マイルほど離れたリンチバーグまでレンタカーを飛ばし、ここ20年来行きたいと思っていたジャックダニエル蒸留所に行ってきました。

Jack Daniel's Distillery

蒸留所の見学ツアーがあり参加してきました。
ごく控えめに言って「ものすごく楽しかった!」です。

ジャックダニエルはチャコールで濾過するのが特徴的なのですが、そのチャコールを作る過程から始まり、ジャックダニエルに使われる水源、蒸留のポット、発酵槽、濾過する過程、樽を貯蔵するところ、実際にボトリングする工程などを見せてもらいました。2時間弱でしたが、いやぁ楽しかったです。

ツアー開始時に記念撮影をするのですが、後日妻に見せると「やたらと嬉しそう」と。そりゃもう、20年来の夢がかなったわけですからね。

Jack Daniel's Distillery

ちなみに当日のツアーの写真はWebサイトからダウンロードできるようになっております。
「アメリカ人大きいと思うけど、あなた,写真みると、結構おおきいほうじゃない?」
・・・う、うん。そ、そうかもね・・・