Author Archives: 吉田 自由児

About 吉田 自由児

ヒゲこと、株式会社デジタル・ナレッジ 代表取締役COOの吉田がお届けします。 弊社関連の情報だけでなく、eラーニング周辺の話題についても触れます。

The new iPad(新しいiPad)がやってきた

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

ホワイトデーも過ぎ、もう3月も半ばに差し掛かってきました。
だんだんと暖かくなり、天候さえよければここ東京でもコート要らずです。

さて、今日3月16日は、Appleファン待ちに待った日、iPadの新製品The new iPad(あるいは「新しいiPad」)の発売日です。
朝からニュースで銀座のAppleStoreに並んでいる人が映ったり、今回もそこそこ盛り上がっております。身の回りでも銀座に並んだ人がおり、昨晩から「寒いよー」というtweetが流れていました(笑)
弊社も発表の日にサイトから注文をしておいたのですが、発売日の今日、無事に届きました。
こういう新しいデバイスがくると、新し物好きの人が黒山のように集まってきます。
さすがに初代iPadを日本発売前にアメリカで入手したとき程の黒山はできませんでしたが
それでも開封の儀式の際にはそこそこ集まりました。
さぁーお立会い
というわけです。
箱から取り出してみた感想は・・・
    • iPad2と持ち比べると若干重たい気がする。
    • 横に並べると、ちょっと分厚くなっているのがわかる。
    • 後ろのカメラのレンズあたりが大きくなっている。


という変化を感じますが、見た目は殆ど前のiPad2と同じ。

Gizmodoで周りの人にiPad2とThe new iPadを渡して「どちらが新しいiPad」って聞いてみた」という記事が出るぐらいですから、まあそっくり、殆ど差はありません。


画面左からiPad / iPad2 / The new iPad

さて、電源を入れて、ちょちょいと設定をして使ってみると、一見同じように見える”The new iPad“のよさがしみじみ分かってきます。
能書きではわからないけど、かみ締めるとおいしさを実感する魚沼産コシヒカリのように、派手ではないけど、じわじわっと良さが伝わってきます。

感想を五月雨的に列記すると・・・

    • フォントがすごく綺麗! 特にアルファベットの”e”と”o”と”c”などの区別や、”i”や”j”が並んだ場合でも、はっきりと区別がつきます。その細かさはドットの集合体というより綺麗な印刷物のクオリティといっても過言ではありません。
      大量の文章を読むには圧倒的に新しいほうが有利です。疲れないし、変な意識をすることなくぱっと読めるので学習効果にも差がありそうです。
    • アイコンも綺麗! 特にiTunesのジーニアスの原子核みたいなアイコンを新旧で比べると、もうぜんぜん違います。iPad2はドットの集まりだなと感じますが、The new iPadは印刷みたいです。はめ込み合成? というほどのクオリティです。画面にぺたっと貼りついているようにも見えます。
    • 絵のジャギーがほとんどない! eラーニングのコンテンツをいくつか見てみました。PowerPointのスナップを取り込んで縮小表示させたコンテンツを見ていると、iPad2では文字がまったく見えないほどジャギーがひどいですが、the new iPadでは文字がくっきり見えます。システム何もいじってないのに。この差は大きいなと感じます。

      【追記】この差、結構大きかったので分かりやすく画面スナップ貼り付けておきます。

 

左がiPad2 / 右がThe new iPad これは弊社のVideo+の画面スナップです。
(しゃべっているヒゲの写真は無視してください・・・ 笑)


これだと分かりにくいでしょうから、画面右上のPPT部分を拡大してみると・・・

 

左はiPad2 / 右はThe new iPad ・・・ ほら、見た目がぜんぜん違いますよね?


    • オマケ)地図アプリの文字の見え方が違う 下の写真をごらんください。左がiPad2、右がThe new iPadです。それぞれ地図アプリで同じ場所を同じ縮尺で表示したものですが、The new iPadだけ文字やアイコンが大きくなっているのがおわかりいただけますでしょうか? The new iPadのほうが大きく表示されてますよね? おおよそ面積で4倍ほど差があるように見えます。モニタ解像度の違いをGoogle先生が理解してデータ処理を変化させているけど、アプリ側の表示でその違いを無視するように補間しちゃってる差なのかな? とは勝手な推測です。


左がiPad2 / 右がThe new iPad 「地図」アプリで同じ場所を同じ縮尺で表示しているがフォントやアイコンの大きさが異なる。

先日の発表でThe new iPadの内容が出たときに
「所詮ドットが細かくなっただけでしょ?」
と思ったのですが、実際触ると段違いにいいなと思いました。


特に文字ベースで勉強したり読んだりするのにはThe new iPadのほうが疲れないし効率が高まりそうな感じです。紙で本を読むのと細かさというレベルでは差は感じられません。
特に日本語より英文のほうが差が歴然だと思います。

これからiPadを買う方は、金額が下がったiPad2か最新のThe new iPadか、悩むと思います。

私なら多少の金額差があってもThe new iPadのほうを買います。
iPadは文字を読んだりすることが多いので、より文字の見やすいThe new iPadのほうが疲れないし、何より画面が美しいです。
なかでも文字を読むのがメインな用途の場合には、何をさしおいてもThe new iPadにするべきです。

私の自宅はiPad2ですが、うーん、買ったばかりなので、買い換えようとは思いませんけどね・・・


あ、そうそう。弊社のiPad対応商品、”KnowledgeDeliver for Smartphone“や4月2日サービス開始の”Video+“では問題なく動作しているのを確認しましたよ。
ご安心してご導入ください。

開発エンジニア募集中

皆さん、こんにちは。ヒゲです。
この時期まさかの大雪に見舞われた東京ですが、3月1日の今日は気持ちいい朝です。

子供のころ習った歌で「どこかで春が」という歌がありました。
どこかで春が 生まれてる
どこかで水が 流れ出す
どこかでひばりが 鳴いている
どこかで芽の出る 音がする
山の三月 そよ風吹いて
どこかで春が 生まれてる
この歌の影響か、カレンダーをめくり3月の暦を見ると、「春がくるなぁ」としみじみ思います。
まだ寒い日が続きますが、着実に近づいている春に、様々な希望や生命、新しい始まりを感じています。
さて、そんな3月のデジタル・ナレッジですが、3月になり、新たな風を吹かせようということで開発により一層力を入れていこうと思っており、開発エンジニアを募集中です。
以下に募集要項を掲載しますので、ご興味ある方は是非エントリーください。
 株式会社デジタル・ナレッジは1995年より教育機関や学校、企業にeラーニングサービスを提供している教育システム会社です。
 教育を提供するのに不可欠な学習管理システムや動画収録システム、クラウドを活用した配信システムなど、教育関連の様々なシステムを開発しています。
 請負開発会社ではなくデジタル・ナレッジから主体的に企画した新機能・サービスをリリースできるのも大きな特徴です。我々が主体的に考え、今の学び環境に必要なものを機能やサービスとして実現し提供しています。
 パソコンとインターネットを活用したeラーニングが世に広まって十年以上経ちますが、近年、教育をめぐるIT化は急速に進化し広まっています。
 iPadやAndroid端末による「いつでもどこでも」を実現した学びの場の創造、ブロードバンド化に伴う動画配信を主体とした教材作成と配信、ソーシャルの流れをくむ学びのスタイル、他のサービスとの融合、クラウド化によるサービスの変化とこれに伴うアーキテクチャの変更・・・ 
 教育のシステムには絶えず最新テクノロジーが求められていますし、最も注目を浴びるテクノロジの活用領域だとも言えます。
これら新しいテクノロジやサービスを教育に取り込むことで、従来はなしえなかった高い利便性や学習効果をもたらし、育つ喜びをすべての人に提供するのが我々の使命です。
 この使命を果たすべく高い技術力を持って常に最適なソリューションを提供するため、デジタル・ナレッジの志にご賛同いただき共に高いレベルのサービスを提供する仲間を募集しております。
 現在の開発業務はもちろん、一歩先を見据えた次世代の学び環境の開発も視野に入れ、幅広い開発者に参加してもらいたいと思っています。
 腕に覚えのある方、教育を通して社会に貢献したいと思う方、請負ではなく自分発信のものづくりがしたい方、新しい技術を習得し実践してみたい方など、広く募集します。
■職種
開発エンジニア
■雇用形態
契約社員
※試用期間2ヶ月後は3ヶ月毎の更新、正社員登用制度あり
■業務内容
・eラーニングパッケージソフトの開発・保守 ・・・ eラーニングプラットフォームとして定評のある”KnowlegeDeliver”などの弊社パッケージの新機能開発・保守などを行います。
・顧客別のeラーニングシステムのカスタマイズ開発 ・・・ お客様のニーズに合わせた設計を行い、弊社パッケージに対して独自のカスタマイズ開発を行います。
・モバイル端末やクラウドを考慮した次世代型教育システムの開発 ・・・ 今後も新たなパッケージやサービスを生み出していきます。その際のメンバーとして開発を行います。
※入社当初はパッケージの開発部署に配属され、弊社のeラーニングシステムの構造やコーディングについて学んでいただきます。
 その後、適性をみて、パッケージ開発もしくはカスタマイズ開発、新規開発いずれかの業務にあたっていただきます。
■給与
時給1,000円~2,500円
スキル、経験により異なります。
期間を経てから正社員としての雇用も検討させて頂きます。
■必要なスキル
【現行システムの開発環境】
・ASP.NET / C#
・Microsoft SQL Server 2008
・HTML / JavaScript / XML
【今後想定する開発環境】
・iOSアプリ開発(Objective C / iOS SDK)
・Androidアプリ開発(Eclipse / Android SDK)
・クラウド技術(Amazonなど)
・GoogleAPIなどを活用したマッシュアップ開発
・動画処理技術
※まずは現行システムの開発環境でのスキルを問いますが、今後想定する開発にご興味がある方や経験がある方も是非エントリーください。
■年齢・学歴・国籍
不問
■勤務時間
9:00-18:00
■休日
土日祝日休、年末年始、有給休暇、他
■待遇
各種社会保険完備、交通費全額支給
■勤務地
東京都台東区上野5-3-4
JR「秋葉原駅 中央改札口」から徒歩7分。東京メトロ「末広町駅」から徒歩2分
ご興味のある方はこちらからエントリーいただくか、私のFacebook宛にでもご連絡いただければと思います。
ご本人はもちろん、周りにもご興味のありそうな方がいらっしゃったらご紹介ください。
この春から新たな環境で仕事を始めたいという方、歓迎いたします。
春から一緒にお仕事しましょう!

新製品Video+発表

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

今日は節分、明日は立春ですから暦の上ではもうすぐ春、来週は湯島天神の梅まつりも開催されるので、気分は春といきたいところですが、全国的な冷え込みが続き、東北や北陸では記録的な豪雪となっております。ここ東京もずいぶん冷え込んでおり、先日降った雪がまだ溶けずにあちこちに残っていたりします。
冬のスポーツといえばスキー、スノボなどが連想されますが、私は九州出身の沖縄育ち、ウィンタースポーツとは無縁で生きてきました。しかし、ここのところ毎週末になると四歳の娘にせがまれて六本木のミッドタウンのアイススケートに出かけています。
子供のころ、幼稚園のスケート教室でちょっと習ったり、小学生のころ、冬になるとスケートに出かけたものですが、それでもこの30年近いブランクは長く、まあ見事に滑れない! 「手すり掃除専門」としてしばらく過ごしてましたが、日が経つにしたがってだんだんと滑れるようになりました。今は手すり掃除からは卒業して滑っています。
なにせ毎週、下手すれば土日両日出かけています。足がとっても痛く疲労も半端ないのですが、娘に「いこうよ」とせがまれると断れないのでした。最近はこの苦痛を私だけ味わうのもナンなので、娘の通う保育園のお友達を誘って滑っています(笑)
他の場所からすればお安いですし、2月末までやってますので、ご興味のある方はぜひ。
毎週末、私はいるかと思います・・・ 
さて、もうイベント開催から一週間経ちますが、先週末に新製品発表会を開催いたしました。
大勢の方に参加いただきありがとうございました。
当日はVideo+という新製品と、スマートフォン用eラーニングシステム”KnowledgeDeliver for SmartPhone“のバージョンアップのお知らせをさせていただきました。
ここではVideo+のご紹介を致します。
Video+はPC/スマートフォンなどで動画での受講環境を提供するサービスです。
動画ファイルを指定し、Video+にアップロードすると、複数のデバイス用に適切にエンコードされます。さらにパソコンのブラウザから、テロップやクイズなどを追加、不要動画のカットなどを行うこともできます。
こうして出来上がった動画教材をWindowsやMacintoshなどのパソコン、iPadやAndroidなどのタブレットやスマートフォンに配信することができます。
これら環境を統合的に提供するサービスがVideo+です。
下記、画面スナップと共に、概要を説明します。
まずは受講の基本機能、動画が表示されるのはもちろん、動画プレイヤーとして持つ再生・停止などの基本機能やシーケンスバーが表示され該当時間をクリックして移動したり、動画と連動したPowerPointスライドの表示などが行えます。
まあこれは普通のプレイヤーであれば持っている機能ですね。
次にテロップ機能。動画の上にオーバーレイしてテロップが表示できます。もちろん動画編集ソフトを使えばテロップなんて入れることはできますが、Video+のウリは動画を加工するのではなく、動画ソースはそのままに、テキスト情報をオーバーレイするということです。これによりテロップの差し替えや追加などが、いつでも簡単に行えるというわけです。
教材は一度作ったら終わりではなく、映像で話している内容が陳腐化することがあります。それをテロップで修正することができれば、正しい情報を適切に手軽に配信できるというわけです。
動画をオンデマンドで再生して閲覧する場合に問題になるのが「ちゃんと見ているの?」ということです。たとえば動画を再生しっぱなしにして、昼寝をしていてもそれを調べる術はありませんし、いきなりシーケンスバーをつかんで終了させてしまう人もいるかもしれません。また理解しているのかどうかを確認する手段がなく、緊張感も欠如しがちです。
Video+では、途中途中で択一クイズを出題することもできます。動画を見ていると理解し回答できる内容のクイズを出すことで、受講者が理解しているかどうか確認できます。また間違った場合にはその部分を説明する箇所に戻すこともできます。
クイズだけでなく、確認ボタンを押させるだけ、ということもできますし、ボタンを押さないと次に進まないということもできます。
少なくとも、動画を再生しっぱなしにするとか、シーケンスバーを掴んで一気に終了させる、というのは防ぐことができますし、クイズや確認を入れることでメリハリのある受講が行えます。

これらテロップやクイズなどはタイムラインに表示され、必要に応じてON/OFFができます。現在説明している箇所を指し示すのはもちろん、このタイムラインをクリックすることで該当の再生位置にジャンプすることもできます。タイムラインを見て「ここを見たい」という場合にそこをクリックすると該当の説明が再生できるのでとても便利です。

さらに文字列検索により、見たい情報を検索して再生することもできます。
なお、これらは弊社が取得した特許技術を利用したりします。
上記のような受講者環境を提供しております。
奇をてらったわけではなく、シンプルにストレートに動画での学びを実現してみました。
インターフェイスもシンプルで分かりやすいと好評で、とっつきよく学びやすい受講環境が提供できると思います。
また、教材作成者側も、動画をアップするだけでエンコードは意識する必要がありませんし、これらオーサリングはKnowledgeDeliverでご好評いただいている直感的な作業だけで専門知識を必要としないインターフェイスを採用しております。もちろんソフトのインストールは不要で、パソコンのブラウザだけでオーサリングをすることができます。
なお、Video+の受講者環境は下記の通りです。
——
【パソコン】
Windows IE7以上 / Safari / Firefox / Chrome
Macintosh Safari / Firefox / Chrome
※Flash Player 10以上必要
【スマートフォン】
iOS 5 (iPad) 標準ブラウザ ※HTML5使用
Android2.3以降 標準ブラウザ ※Flash使用
——
ごらんのように、1つの教材を幅広い環境でご利用いただけます。
Video+は弊社のeラーニングプラットフォーム”KnowledgeDeliver“およびASPサービス”ナレッジデリ“のオプションとして提供いたします。既にこれらをご利用の方はもちろん、新規にお考えの方も是非お試しください。
ご興味のある方は是非弊社までお問い合わせください。
ちなみにデモ用コンテンツで映っているのがヒゲことワタクシです(笑)

あけましておめでとうございます / Movie&Mobile

皆さん、新年あけまして おめでとうございます。

昨年一年を振り返ると、本当にいろいろあった年でしたが、皆さんはどんな年でしたでしょうか?
今年も様々な出会いや変化が我々を待ち受けていることでしょう。
eラーニングの世界も他の世界のトレンドや利便性を受けて徐々に進化しています。
今年はMovie&Mobileというのをテーマにeラーニングに取り組んでいこうと思っている所存です。
早速年明けにeラーニング関連のイベントを開催予定です。
弊社が今年掲げるテーマ”Movie&Mobile”という新たな学ぶスタイルを紹介いたします。
この日初お目見えする商品もありますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
ヒゲこと私もお話させていただきます。
下記、概要を掲載しておきますので、どうぞご参考になさってください。

Movie&Mobile ~eラーニングの世代交代が始まる~

>>eラーニング・ラボ秋葉原の2012年新春イベント
Apple社が提供する教育コンテンツ配信システム iTunes U や
教育向け動画コンテンツを厳選したYoutube for Schoolsのリリースにより、
動画を活用した新しい学習スタイル「Movie学習スタイル」に注目が集まっています。

さらに、もうひとつ注目したいトレンドが「Mobileラーニング」。
スマートフォンやタブレット端末の普及により、従来の学びがいま大きく変わろうとしています。

2012年の新春イベントでは、この<Movie & Mobile ラーニング>の
“動画活用教育の現状とは?”
“iPadやスマートフォンなどMobile活用学習の効果とは?”などをテーマに
最新動向をご紹介する”展示会””セミナー”、
“デジタル・ナレッジのモバイルとムービー対応新製品発表会”さらに、
“eラーニング・ラボ秋葉原探検ツアー”の4部構成で開催いたします。

皆様のご来場をお待ちしております。

※当日は軽食もご用意いたします。ぜひお気軽にお立ち寄りください。




対象となるご来場者様 ~広がる Movie&Mobileラーニング活用例 ~

【学校・教育機関様】
娯楽系コンテンツをブロックし世界中の有用な学習系コンテンツだけを利用/学校オリジナルの
動画リストを作成、学生が自由に視聴/講義を動画コンテンツ化し学生はスマホで時間・場所を問わず学習…etc

【企業・官公庁様】
専門技術教育における動画コンテンツ活用/大規模社員教育への活用/オンライン会社説明会など
採用活動における活用…etc

開催日時

1月27日(金)10:00-17:30 

イベント内容

【展示会】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「最新eラーニング<Movie&Mobile>展」

 10:00-17:30 常設(予約不要・ご自由にご覧ください)

【探検ツアー】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「教育研究ビル” eラーニング・ラボ秋葉原 “探検ツアー」

 10:20スタート / 12:30スタート / 14:00スタート / 16:40スタート
 (各回40分程度・予約不要・ご自由にご参加ください)
【セミナー(要予約)】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「モバイルとムービーで変わる 2012年の教育と研修」 
 
 11:20-12:20

 講演者:eラーニング戦略研究所 所長 小林建太郎

   ・Youtube for Schools/iTunesU など世界の最新動向ご紹介    
   ・”動画活用教育の動向”最新調査レポート発表
   ・”iPad活用学習の効果”調査レポート発表   など
【発表会(要予約)】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「デジタル・ナレッジのモバイルとムービー対応新製品発表会」 
 
 14:50-16:30
 
 発表:株式会社 デジタル・ナレッジ 取締役 吉田 自由児

  ・デジタル・ナレッジの考えるモバイルとムービー   
  ・新製品発表会

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※eラーニング・ラボ秋葉原 探検ツアー
ライブ講義配信スタジオ、映像コンテンツ収録スタジオ、インタラクティブセミナールームなどを完備し、
2011年9月にオープンしたばかりのeラーニング・ラボ 秋葉原の施設をご紹介します。
—-
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

私家版 2011年eラーニング10大ニュース

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

12月もちょうど折り返し点を迎え、一年のグランドフィナーレ、クリスマスを迎えようとしています。
今年は震災をはじめ、本当にいろいろあった一年でした。
国難とでも言うべき未曾有の事態で、世界がまるで変わってしまった一日を体験しました。
それでも街は普段より華やぎ、この歳末特有の浮き足立った感じがします。
この感じ嫌いじゃありません。
休日に子どもをつれて、各地のイルミネーションを見に行ったりしています。
子どもがはしゃぐ中、表参道のイルミネーションを通りながら、16年前を思い出していました。
設立当時、弊社デジタル・ナレッジは「テレコム学習ネットワーク有限会社」という会社で、青山のマンションの一室でスタートしました。ちなみにこれまでの足跡を示した記事はコチラから。
1996年の冬、表参道のイルミネーションを見るために、ちょっと遠回りして表参道を通って原宿駅から帰っていました。その当時の記憶がうわっと思い出されます。
長らく表参道のイルミネーションは中止になっていましたが、2年前に復活、再び冬の風物詩となりつつあります。以前は東京でクリスマスイルミネーションといえば、まっさきに表参道があがりましたが、最近はやや薄れつつあります。それでも個人的なセンチメンタリズムも含めて、表参道にはがんばってもらいたいです。
さて、そんな年の瀬、「今年の10大ニュース」や「今年の漢字」、「流行語大賞」などが発表され、一年の締めくくりを感じる時期ですが、こちらも勝手に、極私的に、eラーニング周辺の10大ニュースをまとめてみました。
それではずずずいーっと、私家版2011年eラーニング10大ニュースの発表です。
※私家版ですので、一般的なeラーニングマーケットだけでなく、弊社やワタシ個人のトピックスも含まれています。
(1)311の影響
今年一年、何をするにも、何を考えるにしても、まずは冒頭にくるのが311ではないでしょうか。多くの方がお亡くなったことに改めて追悼の意を表すと共に、未だ不自由かつ不安な生活を送っていらっしゃる方々にエールを送ります。
震災、余震、計画停電、物資不足、放射能・・・ 弊社および弊社スタッフも当時は非日常的な日々を過ごしておりました。中には実家が被災し身内を探しに行ったりボランティアで現地に向かったスタッフもおりました。
スタッフ1人1万円を集めて日本赤十字に寄付したり、震災支援復興プログラムということで無償でeラーニングを提供させていただいたりしました。
弊社はフレックスタイム制度をしいているのですが、これまで殆どがコアタイムぎりぎりの10:30に出社してましたが、震災の影響で電力需要の話もあったので9:00出社で早く帰るようになりました。これは今なお続いています。
また、在宅で業務を行ったり学習を行うことが注目された時期でもありました。そのような中でeラーニングにも注目が集まり、企業内研修はもちろん、就学生向けの教育でもeラーニング導入のお話を多数いただいたりもしました。
会社は理念のもと、営利を求めるもはもちろんとして、同時に社会に貢献するものでなければならないと思ってはいますが、そのことを深く感じた一年でした。
(2)iPad/iPhoneやAndroidなどのタブレット/スマートフォンの教育利用
iPadがリリースされたのは前年でしたが、今年もiPad2やiPhone4Sでアップル陣営は盛り上がりました。もちろん相対するGoogleのAndroid陣営も盛り上がっています。
タブレットやスマートフォンは今年かなり普及し、今や携帯電話の出荷の半分をスマートフォンが占めるようになりました。長年ガラケーを使っていたうちの妻もiPhoneに機種変更したのも象徴的です。
マーケティングでいう「アーリーアダプター(初期採用者)」の普及はとっくに終わっていて、「アーリーマジョリティ(初期多数採用者)」にもいきわたり、そろそろ「レイトマジョリティ(後期多数採用者)」が手にしているころでしょう。それだけ普及してきました。
このタブレットやスマートフォンを教育に活用しようという動きもごく自然に起こっています。各社から様々なソリューションやサービスが提供されております。
弊社も主力商品”KnowledgeDeliver”をスマートフォン対応したり、デジタルハリウッドさん、ボーンデジタルさん、ワークスコーポレーションさんと設立した「電子書籍を活用した教育スタイル創造研究会」で実際の教育現場でiPadを活用した教育の実証事件を行ったりしました。
ここ20年余り、パソコンというデバイスで教育を提供していたeラーニングですが、これから先は真の意味で「いつでも」「どこでも」を実現する手段として、タブレットやスマートフォンで学習するというのがスタンダードになるのでは? と感じています。
改めて、この市場を生み出し育ててくれたAppleの元CEO、故Steve Jobs氏へ感謝の意を表すると共に、ご冥福をお祈りします。
(3)教育ITソリューションEXPOでeラーニングアワード開催
これまで夏に開催されていたeラーニング関連のイベントとして定着していたe-Learning WORLDにかわり教育ITソリューションEXPOにてeラーニングワールドが開催され、5月に東京ビックサイトで開催されました。
eラーニング業界では「7末は展示会」というのが染み渡っていて、各社これに併せて商品を出したり準備したりとしていたのですが、それがすこしずれました。
日程がずれることはまあいいとして、「eラーニングが教育ITソリューションEXPOに埋もれてしまうのでは・・・」という懸念もありました。私も実際に開催されるまで、その懸念は払拭できずにいました。
蓋を開けると大盛況。教育ITとの相乗効果もあり、多くの方にお越しいただき、様々なお話を頂戴しました。
これまでeラーニングに専門化していた世界も周辺の世界とうまく調和し、トータルで教育を支えるという姿が見てきたように思います。
従来あまり逢い交えなかった教育ITとeラーニングが出会った、象徴的なイベントでした。
(4)e-Learning Awards 2011 フォーラムの開催
昨年までのe-Learning WORLDにはe-Learning Awardsという賞があり、eラーニングの事例や研究などで応募された中から日本e-Learning大賞として、各大臣賞を授与してきました。
2011年から、このAwardsが従来とは別形態で運用されることになりました。そこでeラーニング業界の各社が集まって協議をし、e-Learning Awardsフォーラムとして装いも新たにスタートすることにしました。
11月21日、22日の2日間、秋葉原UDXで開催されたフォーラムは成功裡に終わりました。賞へのエントリーもこれまでを凌ぐ応募があり、大臣賞だけではあまりにも勿体ないということで、審査員特別賞、奨励賞も授与されました。
基調講演、特別講演をはじめとするセミナーも開催され、満席のコマが多数出て、主催者側から「入りきれないよー」という悲鳴もあがったくらいでした。
このフォーラムに当初の企画から弊社も携わり、運営やスポンサーも務めさせていただきました。業界全体が活性化したのはとてもいいことだと思っております。
来年以降も継続して活動を行っていく所存です。
(5)教育IT機器StudyPadおよび授業フィードバックシステムClickerNow!のリリース

eラーニングと教育ITとがだんだんと歩み寄った1年でした。
弊社も昨年リリースした教育専用端末”StudyPad“をリリースしておりますが、さらに今年機種がバージョンアップしました。
また、教室で利用する授業支援システム”ClickerNow!“をリリースしました。
これは受講者の理解度やチャット、クイズを各自のAndroid端末で答えてもらい、そのフィードバックを先生や他の受講者が閲覧できるというものです。これまで「先生→受講者」と、一方通行になりがちだった授業を、「先生⇔受講者」と双方向化し、授業を活性化するのに役立ちます。
弊社のeラーニング・ラボ秋葉原の教室に設置しておりますので、ご興味ある方は是非お越しください。
このような形で、eラーニングから教育ITへの歩み寄りが行われた一年でした。
(6)動画の普及/内製化の広がり
ここ1年ほどのお客様の教材を見ていると、動画で撮影した教材を掲載するケースが増えているのを感じます。

以前はFlashでアニメーションを作りこんだものを入れたり、PowerPointスライドと連動する動画とを組み合せた教材を作ったり、はたまたPowerPointを表示して音声を再生したりするのが主流でしたが、近頃はこういう教材は減りつつあるように感じています。
それで普及しているのが動画です。大画面に動画を映し、先生が講義している風景や、それ専用に撮影した講義映像をそのまま利用しているのが目立ちます。
制作コストが下がったり、手間がかからなかったり、ブロードバンドが普及したりと、様々な要因があるのでしょうが、何より一番大きいのが「受講者の動画に対する慣れ」だと思います。
今やテレビを見ずにネットの映像を多く見る世代さえ産まれていますが、それは極端としてもYouTubeやニコニコ動画、Ustreamなどで、我々は日ごろから動画をパソコンで見るのに慣れています。この慣れがeラーニングコンテンツを動画に向かわせているのではないかと思ってます。
この流れは今後ますます加速すると思います。弊社もこれにあわせたソリューションを今後も提供していきますので、お楽しみに!
(7)SNSの普及/Facebookの活用広まる

去年公開された映画『ソーシャルネットワーク』はご覧になりましたか? Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグがFacebookを立ち上げたいきさつや経緯を描いた映画で日本でもヒットしました。
このヒットのおかげというわけでもないでしょうが、Facebookが日本でも普及し、じわじわと利用が広がっています。日々おびただしい量の情報が世界中で行きかってます。影響力も広まり、エジプトのデモやNYウォール街のデモでもこれらツールが活用されたといいます。
日本ではSNSといえばここ数年はmixiが勢力を誇っていましたが、最近はFacebookに流れていっているようにも思います。また、GoogleもGoogle+というサービスを立ち上げたりもしました。
このSNS、人とつながり、情報を交換しあうというさまは、ある意味eラーニング的ともいえますし、FacebookやtwitterなどのSNSを教育に取り込む試みも様々に行われています。
学習そのものはeラーニングで行うけど、ディスカッションや情報交換はFacebookで行うという学校さんもじわじわと増えています。
今年はSNSが爆発的に広まった年でしたし、教育現場にも入ってきた年でした。
ちなみにワタシもFacebookやってますので、ご興味あるかたは是非

(8)eラーニング・ラボ秋葉原の完成。飯田橋から秋葉原に移転

青山で産声をあげ、池袋、飯田橋、飯田橋と転々としてきた弊社ですが、秋葉原に自社ビルを購入、9月にeラーニング・ラボ秋葉原を開設しました。
オフィススペースとして、2F/3Fに事務所を構えておりますが、1Fと地下1Fは各種実験教室や収録配信スタジオとして利用できます。
eラーニングや教育ITに特化した設備ですので、是非一度お越しいただき、ご活用いただければと思います。
(9)マーケット毎の事業部制、完成
組織が大きくなるにしたがって、どのような体制で高度できめ細かいeラーニングソリューションを提供しようかと考え、各マーケット毎に特化した事業部制を敷いております。去年まではその移行期間で矛盾があったり運用でカバーしたりしてましたが、今年の6月にマーケット別の事業部制に完全移行しました。
  • ビジネスソリューション事業部 ・・・・ 教育企業様(ビジネスとして教育を受講者に提供する資格試験学校さん、塾さん、教育サービス業者さん)向けに特化したソリューションを提供
  • 研修ソリューション事業部 ・・・ 企業や団体などの組織内に研修を行うお客様へ、研修ソリューションに特化したソリューションを提供
  • 文教ソリューション事業部 ・・・ 小・中・高・専門学校・大学など、いわゆる文教市場向けに特化したソリューションを提供
  • 西日本支社 ・・・ 西日本地域へ、地元に根ざしたソリューションを提供
これら事業部がそれぞれの専門領域、地域性を活かした活動を行うことにより、より専門性の高いサービスが提供できるようになりました。

(10)自分で身銭を切ってeラーニング受講中
これは番外編なのですが、ワタシ、今まで自腹を切ってeラーニングで学習したことがなかったのです。紺屋の白袴、医者の不養生とはこのことです。
それがこの秋から弊社のお客様でもあるSBI大学院さんの科目等履修生として、現在勉強中だったりします。
自社のシステムで映像を見て勉強をしてテストをしたり課題を出したりを行ってます。
学習内容は素晴らしく大変ためになるし、知識が定着しているなと実感できますが、eラーニングで受講するということにも何の抵抗もありませんし、教室に通うのと同じか、もしくは利便性まで含めるとそれ以上の効果が期待できるなあと実感できます。仕事をしながらで空き時間や帰ってから深夜に勉強するので、eラーニングというツールはとても便利だなぁということを自分の身をもってして体感しています。
なにより、自腹を切ったので必死です(笑)
一方、「ここをこうしたほうがいいなあ」と思うポイントもいくつかあるので、それは製品作りにフィードバックしようと思います。

というわけで、勝手に2011年のeラーニング10大ニュースをとりあげてみました。
共感いただけるもの、あまりにも私的なので共感できないもの、いろいろあったかと思いますが
年の瀬、この1年がどういう年だったか振り返ってみるのもいいことですね。
その上で来年どういう年にするか、考えていきたいです。
ちなみに弊社の今年の営業は12月27日が最終日で28日からお休みです。
年明けは1月4日からですが、この日はイベントのため、業務開始は1月5日からになります。
クリスマスまであと一週間余り、どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしください。