Author Archives: 吉田 自由児

About 吉田 自由児

ヒゲこと、株式会社デジタル・ナレッジ 代表取締役COOの吉田がお届けします。 弊社関連の情報だけでなく、eラーニング周辺の話題についても触れます。

クラスの学び(Classroom Learning Environment)

皆さん、こんにちは。

シルバーウィーク(もしくはプラチナウィーク)直前、通常でも5連休、長い人だと9連休、中には11連休という人も知人にはいますが、皆様はいかがでしょうか?

私はカレンダー通りの予定ですが、行楽の予定は全くたっておりません。
高速道路に乗ってどこかに行こうにも高速代はともかくすごい渋滞に巻き込まれそうだし、ホテルなどは高いだろうし、結局は「まあ都心で・・・」ということになりそうです。

高速といえば政権交代で無料化の話もありますし、今までと高速道路の位置づけが替わってくるかもしれませんね。

私は首都高に乗って渋滞にはまると、自虐的に「首都拘束」という文字を思い浮かべます。
大学時代に友人に言われて以来、ずっとそのイメージが離れません(苦笑)

 

さてさて、以前からお話をしてます「KnowledgeClassroom」ですが、開発が佳境に差し迫ってます。

8月でベース部分やコミュニケーション部分はほぼ完成しましたが、9月は特に「クラスでの学び」にこだわった機能を追加してます。

 

皆さんどなたもご経験のある「クラスでの学び」・・・ ちょっとクラスの風景思い出してください。
初恋のあの人と目が合ったときに、もう・・・・ などというのは後回しにして、学びの部分をお願いします 笑

クラスで、どういうことが行われていたか・・・
単に知識が先生から学生に届けられるだけでなかったはずです。

先生は学生の顔色を見ながら話し方を変えたり、
居眠りしている人にチョークを飛ばしたり、
時には学習内容とは関係のない話をしたり(これが結構楽しかった
抜き打ちテストをやって、周りから「えーーーー」とブーイングされたり
学生同士で紙に書いたメモを渡しっこしたり(たいした内容じゃないのに楽しいのですよねぇ
宿題を出されて、友達と教えっこしながら解いたり
試験前に友達と問題の出し合いっこをしたり
みんなの前で発表するときに、どきどき緊張したり
成績がよくないと説教を食らったり

などなど、甘酸っぱい思いと共に(笑)、そういう学習体験をしてきたなぁと思い起こされるのではないでしょうか?

この要素、一見すると知識習得にはノイズのように見えるかもしれません。
しかし、長年学校教育が成立しつづけているのにはそれなりの理由があるように思えるのです。

一方、この要素、今までのeラーニングにはあまり取り入れられていませんでした。
古典的なeラーニングは効率化を求めたもので、分かりやすいコンテンツ教材と学習進捗を管理し、場合によってはメンタリングを行う、という程度のものだったように思います。今ほとんどのLMSはその範囲内にあります。

うちのお客さんの中には、この殻を破って、あたかも「クラスでわいわい学んでいる環境」を作り出してきたところもいくつかあります。そしてその学生さんの進捗や満足度を見ると、古典的なLMSと比べるととても効果が高いのです。

eラーニングでもリアルの世界で行われているような、クラスで皆で学ぶという感覚は大事なんだ

そう思い至るようになりました。

これがクラスの学び”CLE”(Classroom Learning Environment)について考えるようになったきっかけです。

そうして生まれたのがKnowledgeClassroomです。

クラスの中で学生が集って、先生を中心としたコミュニティを形成し、そこでは先生やチュータから学生へ指導があったり、同じ目標を持った仲間たちで学びあったりするわけです。

 

これ、かなりいいのです。
これまで何社かのお客さんにデモをごらんいただきましたが、「なるほど」と膝を打っていただけるようです。込み入ったややこしいシステムではないのですが、その考え方に共感を持っていただけるようなのです。

実際のリリースは10月以降になる予定です。

完成の暁には、弊社のサイトからもご案内させていただきますが、
ご興味のある方は是非弊社営業までお問合せください。

実は内々にはデモサイトが出来上がっているので、お見せすることは可能です。

 

また、9月30日には、クラスの学びについてのセミナーも開催予定です。
このセミナーではもちろんこのKnowledgeClassroomのデモも行われます。

eラーニングでクラスの学びってどんな感じなんだろう? とご興味のある方は是非、ご参加ください。あの甘酸っぱい思い・・・はともかく(笑)、「クラスの学び」について考える機会になればと思ってます。

KnowledgeDeliver5 初回正式出荷ぶじ完了

皆さん、こんにちは。
カレンダーでは9月になりましたが、暦の上だけではなく、気温もぐぐっとさがり、すっかり秋の装いです。

私は真夏の海より秋の海が好きなもので、先週末、鎌倉の海に行ってきました。
人影がまばらの海、海の家の取り壊しが進み、風がちょっと涼しい。この侘しさが結構好きなんです。
しばらく海辺を歩いたり、海初体験の子供と遊んだりしてました。なかなかのんびりしてよかったです。

というわけでリフレッシュして再び仕事に邁進です。

 

さて、新製品ほやほやのKnowledgeDeliver5、いよいよファーストユーザさんのもとへ送り届けました。

実は今回の導入先は東京から遠い場所、しかもイントラ導入ということもあって、なかなかハードルが高かったのです。そんなハードルを越えるべく、弊社営業担当が熱意を持って提案活動をし、お客様にご理解いただき導入の運びとなりました。ありがたいことです。

逆にいうと、それだけパッケージとして充分に仕上がっている証でもありますね。

遠隔のイントラという難しい導入・運用のケースですが、お客様ご担当者様のご協力をいただきつつ、無事にご導入できました。

既に導入されて数週間がたちますが、これといって大きなトラブルもなく、お客様も満足なさってご利用いただいているようです。

新しい製品を出荷するときには、いろいろ心配事がありますが、出荷して無事に稼動すると、ほっと一安心します。

 

無事に出荷できたということで、先日、パッケージチームは焼肉打ち上げをやってました。
私は参加できませんでしたが、大いに盛り上がったようです。

ひとつのものがきっちり終わり、気持ちを切り替えてまた新たなチャレンジをするというのは小気味よいものですね。

また、次の製品開発にむけて邁進します。

というわけでもうじきリリースのKnowledgeClassroomをばりばり開発中です。
乞うご期待!

インタビュー

皆さん、こんにちは。
今朝、6時半過ぎに、けたたましい携帯の音で目が覚めました。
ドコモから配信の緊急地震速報で、強い揺れに備えてくださいと案内されました。

これは一大事と隣に寝ていた子供の上に覆いかぶさったのですが、いつまでたっても揺れは来ず、
結局誤報だと知りました。

まあそれはそれでよくもあり、わるくもありなんですが、
このシステム、結構すごいなぁと思いました。

というのも、予測できないタイミングで、該当するユーザ全員に、遅延なくメールを一斉送信する
ということをやらなきゃいけないので、そのシステムの稼動は大変だろうなと
システム屋としては思うわけです。

最初のゆれを検知してから判断してトリガーを引く(今回ここがバグってたわけですが)
ということも、すごいと思うのですが、
予測できないタイミングで恐らく数百万通~数千万通にのぼるメールを捌くというのは、
それはすごいなぁと朝から思いをはせていました。

 

さて、今日は雑談なんですが・・・・
古くからの知り合いである産能大学の古賀さんにインタビューを受けました。

古賀さんは、事務局から大学教員へとステップアップしたという変わった経歴の持ち主で、
Sanno Learning Magazine」というeラーニング関連のメルマガを刊行されていることでも知られてます。詳しくは下記サイトをごらんください。僕もメルマガを古くより購読させていただいてますが、毎回内容充実で購読の価値あります。
http://blog.goo.ne.jp/sanno_el/

もう10年近く行ったり来たりすれ違ったり、まあ仲良くさせていただいてます。

今回は「キャリアを考える」という授業で使う映像素材として、DKの歴史や成り立ち、私個人のことやベンチャーで働くことについて古賀さんが質問をしてそれに答えるという映像を撮りました。

インタビュアーとしての古賀さんの質問は的確でしたがインタビュイーとしての私の回答はまとまりがなく・・・ あとは古賀さんの腕次第というところでしょうか。授業に役立つといいのですが・・・

このインタビューという形式ですが、インタビューされると考えが整理されて、それはそれで面白い経験でした。
NHKの解説などでよく採られるスタイルですが、場も持つし、いろいろ引き出せるし、事前準備が少なくて済むし、コンテンツとしてはかなり作りやすく見やすいものかもしれません

プラトンの対話じゃないけど、対話には自己発見があるかもしれないし、
案外面白いコンテンツになるんじゃないかと思いました。

対話型eラーニングコンテンツってのも、いいかも。

KnowledgeDeliver5 正式リリースとセミナーのご案内

皆様、こんにちは。
お盆休みはゆっくりお休みになりましたでしょうか?

私は、4日間で妻の実家@宮崎と私の実家@福岡に帰省しました。
「九州帰省キャラバン2009夏」
という感じで強行軍でした。疲れましたが、孫の顔を見せて親孝行してきました。

 

さて、以前より紹介してました、KnowledgeDeliver5が、いよいよ正式リリースされました。本日、ファーストユーザ様へ商品を出荷します。

担当者はお盆休み返上で調整してましたが、晴れて正式リリースできるようになりました。
いやー よかったです。

 

これを記念して、KnowledgeDeliver5のお披露目のセミナーを開催します。

直前で申し訳ありませんが、今週金曜日の15時から東京の飯田橋にて開催です。

http://www.digital-knowledge.co.jp/seminar/p202.html

当日は、KnowlegeDeliver5の説明や実際のデモンストレーションも予定しております。

久々のメジャーバージョンアップ、見た目や使い勝手は大きく変わってます。
是非この機会に新KnowledgeDeliver5をご体感ください。

尚、お申込はWebサイトから行えます。
http://www.digital-knowledge.co.jp/seminar/p202.html

 

皆様のご参加をお待ちしております。

e-learning WORLD 2009終了しました

皆さん、こんにちは。

関東地方は昨晩の地震と今朝にかけての大雨で、すこし混乱が生じたようですが、
皆様お変わりないでしょうか?

今朝、通勤途中に市ヶ谷の駅前にある釣堀を見るとさすがに釣りをしている人がいないばかりでなく、
良く見ると、釣堀全体が冠水してました。よっぽどの大雨だったのですね。

 

さて、以前よりお伝えしていましたe-Learning WORLD 2009が8月5日~7日に開催されました。

おかげさまで、展示や、展示のブース内で行ったセッション、およびアドバンストセッション共に大盛況でした。

今回のe-Learnig WORLD 2009に合わせて、プラットフォーム事業部として、4つの製品を紹介してました。

詳しくは前号をごらんいただくとして、まずLiveNow!/VideoOptionの映像の鮮明さに足を止めていただき、KnowledgeDeliver5のLCMS動画対応やマルチブラウザ対応で感心され、授業収録BOXの使い勝手の良さや簡単さに驚き、KnowledgeClassroomのクラスでの学びの新しい概念になるほどと感心されていました。

 

また、今回の展示にあわせて、アドバンストセッションでは、デジタル・ナレッジの考える新たなeラーニングの潮流の話や、新製品の発表/アプライアンス機のご紹介を行いました。

三日連続で行ったのですが、こちらも大盛況、おかげさまで全日満席でした。
ご参加いただいた方、どうもありがとうございました。

こんな感じでアドバンストセッションで話をさせていただきました。
セッションの後でブースにお越しいただいた方から実践的なご質問をいただいたりしましたが、お役立てできる情報をお渡しできていたら・・・ と思います。

 

私は三日間会場におりましたが、残念ながら会場規模は去年より小さくなってしまったものの、来場者数は、去年並みかそれよりも多かったように感じます。

限られた時間でしたので、全てをご説明できなかったこともあったかと思いますが、ご興味のある方は是非継続的にお話をさせていただければと思います。また、デモもごらんいただけますので、是非お声がけいただければと思います。

当日のセッションの模様などは、近々弊社サイトにて公開予定です。
ごらんになった方もそうでない方も是非ごらんください。