Monthly Archives: 2月 2010

本社移転のお知らせ

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

一部で話題のGoogle BUZZ、使っていますか?

私や身の回りの物好きたちは早速使ってみてるのですが、どうもいまひとつ、という感じがしてます。

このBUZZは、Google版twitterとでもいうべきものです。twitterのように短い文でのつぶやきで知り合いやコミュニティで情報共有することができます。

twitter+Facebook + RSS という感じでしょうか。

この手のツール、twitterの後から雨後の筍のようににょきにょき登場して、二番煎じ、三番煎じがたくさんあり、BUZZだってn番煎じ(n>>1)なのですが、なにせあのGoogleがやるので、何か面白い仕掛けがあるのでは? とか期待していたのですが、いまのところ、「これはすばらしい!」とまでは至ってません。

大方の意見は「うーん、いまいち・・・」という感じのようですし、おまけにプライバシーの問題もあったりして揺れたりしましたが、今後GoogleがBUZZをどう育てていくのかは興味があります。

情報インフラとして整備されると面白いでしょうね。

ちなみに、twitterのほうでいうと、弊社でもtwitterのアカウントが発行されており、日々運用されてます。よろしければフォローください。@dk_platです。ちなみに運用者はこれまたヒゲです(笑)

 

さて、話替わって移転のお知らせです。

弊社デジタル・ナレッジは、業務拡張に伴い、本社を3月8日(月)より新オフィスへ移転します。

今のオフィスにいらっしゃった方はお気づきでしょうが、今のビルは1フロアがそれほど広くなく、
お客様をお迎えするフロア(4F)と業務を行なうフロア(8F)が別のフロアに分離しており、なにかと不便です。

おまけに、そもそも場所が手狭になってしまったので、8Fはぎゅうぎゅうです。1名スタッフが増えるたびに、「このスペースにどうやって1名分を追加しようか?」と考えちゃうぐらいです。

また、エレベータが1基しかないので、大勢様がいらっしゃったときには移動が大変で、ご不便をおかけしておりました。

そこで新たに新オフィスへと移転することになった次第です。

新オフィスでは展示スペースを拡充するとともに、ライブ配信にご利用いただける配信ルームも2部屋完備しております。

展示スペースでは、弊社のコンセプトや最新のテクノロジーを紹介するとともに、実際にデモンストレーションをご覧いただけるように整備する予定です。まだ未発売のものもいち早く触れるかも!?

ちなみに場所は同じく飯田橋ですが、住所は新宿区になります。
東西線からはちょっと遠く、その他の路線はあまり変わらず、でしょうか。

■新本社所在地

新住所 :〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-26 共同飯田橋ビル6F
電話番号:03-5206-5811(代表)
FAX 番号:03-5206-5812
移転日 :平成22年3月8日(月)
アクセス:JR/地下鉄「飯田橋駅」徒歩2分

 

また、移転に伴い、サポートセンタの電話およびFAX連絡先が変更となります。
ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

■デジタル・ナレッジ サポートセンタ

電話番号:03-5206-5888
FAX 番号:03-5206-5812
営業時間:10:00~19:00(土日祝祭日を除く)

※移転に伴うサポートセンタ休業はございません。
※新電話番号は2月18日(木)夕方よりご利用いただけます。
※4月30日(金)までは旧電話番号にご連絡いただくと新電話番号へ転送されるよう設定されております。

 

新オフィスで心機一転、価値あるもの、面白いことやっていきたいとスタッフ一同意気込んでおります。

どうぞ引き続きよろしくお願いします。

 

あ、そういえば、3月中に新オフィスにいらっしゃった方には、抽選の上、いいことがあるようですよ!!
ぜひぜひ新オフィスに遊びに来てください。

大手前大学さま eラーニング 通信教育課程にて 特別奨学金を発表

私たちのパートナーさまの大手前大学は、阪神淡路大震災から15年の機会に、以下に示す初年度授業料全額給付の特別奨学金を発表しました。
この春からeラーニングで学べる大学通信教育課程をスタートする大手前大学さまが、このような施策で広く受講を促進するのはとても楽しみです。
以下、抜粋。
この度大手前学園では、現状の厳しい社会経済環境の中、学びへの意欲が高い社会人の皆さまを対象として、「大手前学園 STUDY FOR LIFE 特別奨学金」制度を新設することになりました。
現在本学の在学生におきましても、卒業後の就職内定状況は非常に厳しく、 本奨学金は学園として彼らに教学的な支援を行うことを目的に検討されましたが、本年は阪神淡路大震災より15年、大手前大学も被災当時に地域の皆さまに多大なご支援をいただいた大学として、通信教育課程開設を機会に、広く社会人学生の皆さまも対象とすることとなりました。
2010年度に大手前大学通信教育課程正科生として入学される方を対象に、 初年度授業料316,000円を大手前学園が全額給付する制度となります。
大手前学園はこの厳しい経済環境の中「大学で学ぼう」とお考えの皆さまを学費面でも支援したいと考えております。 

ライブ!

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

先週末、家族が出かけていたので、ひとり近所散歩をしてました。
特に目的がなくぶらぶらしていたのですが、そのときiPhoneのイヤフォンからチャールス・ロイドのフォレスト・フラワーという曲が流れてきました。
この曲はフラワームーブメントの頃のジャズの代表的な曲で、テナー:チャールス・ロイド、ピアノ:キース・ジャレット、ドラム:ジャック・ディジョネットという、わりと贅沢なつくりです。
この出だしのフレーズを聴くと、いっぺんに記憶がさかのぼり、5年ほど前に友人たちとブルーノート東京に行って彼のライブを聴いたのを思い出しました。
ライブ、それも自分の好きなミュージシャンのライブは記憶に残りますし、あとでワン・フレーズでも耳にすると、そのときの模様がぱぁっと思い出されますね。
このフォレストフラワーを聴くと、そのときの演奏はもちろん、友達との会話、その場の雰囲気、食べたものまで思い出します。
普段からCDやiPodなどで音楽を聴くのもいいですが、やっぱりライブはライブのよさがあるし、感動があるなぁと。
さて、今回はというわけで、(こじつけながら)ライブについて。
ライブで授業を配信する、ということを、デジタル・ナレッジでは6年ほどやってます。
インターネットだけで卒業単位が修得できる八洲学園大学さんに提供して以来、いくつかの学校さん、教育会社さん、企業さんにご利用いただいてます。
このライブとオンデマンド、どっちのメディアを使おうか? というのはよくある議論です。
とはいっても、ほとんどの場合はオンデマンドは再利用性が高いので、一度投資しておけば無駄にならないとして、オンデマンドを採用するケースが多く、ライブは検討さえしない場合がほとんどだと思います。
このライブ授業って、実際のところ、どうなんでしょうか?
もちろん、オンデマンドコンテンツの優位性もあります。そりゃもちろんです。
かっちりと作っておけば、それはライブラリーとして蓄積され、いつ何時学習しようと思っても、安定して質の高い教材が提供されるというのは、もちろんすばらしいソリューションです。
ただ、ライブの持ち味ってのもあると思うのです。
先ほどの音楽のライブの例えですが、アルバムなどの録音ものだと、スタジオでじっくり作りこんだいい音や最高のコンディション、そして編集が加わっているので質は高いし、それはすばらしいと思います。イヤフォンやスピーカーで何度も繰り返しじっくり聴いてその音楽の真髄を味わいつくすという感じでしょうか。
一方、ライブ会場では、質は多少落ちるし、周りのノイズも入るでしょうが、その場で一発ドン!という感じです他の観客との一体感や演奏者との一体感を味わえます。
その瞬間、その場所でしか体験できない、あのライブ会場の独特の雰囲気は魅力的ですよね。
これ、ライブ授業でもまったく同じことが言えます。
ライブ授業を受けていると、先生が「今この時間に説明してくれている!」という感じがします。今この瞬間で生み出されている授業というのは、なんていうか「どきどき感」や「わくわく感」を演出できます。これを「プロ野球の録画は見る気が起きないけど、生中継だと見ちゃううんだよねぇ」と例えた人もおりますが、言いえて妙です。
さらに「自分が問いかけたりすることによって授業が展開されていく」という”参加している感じ”もします。授業中に質問をしたり、同意のコメントを送ると、それを先生が拾い上げて授業を展開してくれるというのもライブ授業ではよくある運営方法です。そうすると単なる受講者は観客ではなく、授業に自分が参加して一緒に授業を作り上げているというような感じがします。
もちろん、他の受講者とのディスカッションやディベートができ、それに先生が指導をしてくれるというという仲間感や一体感もあります。ひとりでじゃなくて皆と授業を受けていて、お互いに影響を受けながら進行していくというのは、なかなか楽しい経験です。
また、これは本筋とは関係ないのかもしれませんが、なにせ、ライブで遠隔地から授業を行なっているので、自分の行ったことのないような遠くの場所から授業が送り届けられているというのは面白い経験のようです。
さらに受講生が全国に散らばっている場合、たとえば授業の始めに自己紹介を行なって各自が天気の話をすると「北海道では雪で寒そうだけど、沖縄ではクーラーつけてるんだー」ということを知るだけで、本来の学習とは関係ないことですが、面白い経験になります。
これらの効果から、「ライブ授業って面白いな!」というモチベーション向上にじわじわと効いてきて、その累積でライブ授業の学習効果が高まっているように感じます。
それに、ライブの場合「なにせライブだからクオリティを求めずに今ありのままを伝えればいいんだ」という緩さがあります。
たとえば、先生がしゃべっている内容をトチったり、言い間違えを訂正したりすることってありますよね。
これは授業では許されても、オンデマンド教材を作るときにはそうそう許されるものではありません。「はいもう一回!」と言われて、間違えた部分の前に戻ってもう一度撮りなおしをすることになります。それに画質など、様々なものにこだわります。
ライブではこれらをさほど気にすることはありません。
言い間違えたら、言い直せばいい、むしろそのほうがリアルな授業のライブ感が伝わっていい、ということでもあります。
荒いけど、新鮮なネタをその場で取って出しました、というのがライブの醍醐味です。品質をいたずらに高めることがライブの持ち味ではありません。
また、先生の拘束時間も1時間のライブ授業なら準備時間も含めて1時間+αで済みます。
オンデマンドの教材ですと、原稿書いて
撮影して編集してなどなど、手間も時間もかかり、ひいてはコスト増にもつながります。
なるほど、オンデマンドのよさはもちろんあるとしても、
ライブっていうものもなかなか面白そうだな、とお感じになったのではないでしょうか。
では、これを実現するためのものとして、弊社では現時点ではLiveNow!LiveNow!/VideoOptionという2つのバージョンのライブシステムを提供してます。
LiveNow!は、音声+映像+手書きの板書により授業を行なうライブシステムで、一般の黒板を用いた授業の代替として最適です。また、受講者側回線速度もかなり抑えることができます。
LiveNow!/VideoOptionは、音声+複数の高画質映像で授業を行なうライブシステムです。H.264を用いた高解像度の映像を複数送信できます。先生の動きを配信したり、はたまた(これは非常に使われているやり方ですが)、先生のパソコンの画面をRGBで出力したものをそのまま配信したりと、高解像度の複数の映像を送れるメリットを活かした授業運営が可能です。
さらに、この春、この2つのライブシステムに新たなラインナップを加えようとしております。
詳しくは後日、情報をまとめてお伝えしますが、テレビ会議システム的といいますが、高解像度のライブを比較的簡単に配信できますし、受講者とのやり取りによりインタラクティブ性を持たせたものです。Macでも受講可能です。
今はとあるお客さんがファーストユーザとしてお試しいただいておりますが、4月ごろには商品化を完了し、皆様にご利用いただける環境を用意する予定です。
またこの場で報告させていただきますが、ぜひそちらもご活用いただければ。
そういえば、ジャズのアルトサックスプレイヤーのエリック・ドルフィーがこんなことを言ってました
「音楽を聴き、それが終った後、それは空中に消えてしまい、二度と捕まえることはできない」

“When you hear music, after it’s over, it’s gone in the air. You can never capture it again. “

ライブって、そんなもんです。それがライブの魅力です。

脆弱性診断 オールA

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

昨晩は案件受注のお祝いで社長に中華料理をご馳走になりました。神楽坂にある四川料理の店です。

弊社は飯田橋にあり、神楽坂はかなり近いのですが、なかなか神楽坂に行く機会がなく、いくつかお気に入りの店はあるものの、個人的にはたいして店を知らない場所です。

昨晩行っていたこの中華の店は取引先の会社さんに教えていただいたお店で、店内は綺麗で本格的な四川料理がいただけます。

「からいからい、でもおいしー」と舌鼓を打っておりました。

またこういう食事会が開けるよう、お仕事がんばります。

ご馳走様でした>社長

 

さて、今回は脆弱性について。

インターネットというのは、いわば不特定多数が走る公道のようなところで、ルールを守って走っている人もいれば、中にはルールを破ったり、はたまた良くないことをしでかそうとしている人もいる、ごっちゃまぜの世界です。

パソコンのウィルスやマルウェア、情報漏えいなどなど、インターネットやPC/サーバを取り巻く環境はシビアです。しかも本人だけが被害を受けるならまだしも、そこからまた被害が広がっていくのでとても怖いことです。

不正アクセスから防御するための機器であるファイアーウォールを設置したり、セキュリティソフトを導入したり、OSの脆弱性をついた攻撃から守るためにサービスパックやパッチを定期的にあてて最新のものにする、といった手段は必須です。

たとえば弊社ではファイアウォールやセキュリティソフトを入れているのはもちろん、サーバ機器は月に1度定期メンテナンスをかけて、最新のパッチを適用したりしています。

 

でも、これだけでは不十分です。
ソフトウェア側にも対策を講じる必要があります。

先日、弊社の製品であるKnowledgeClassroo,やKnowledgeDeliver5およびASPであるナレッジクラスやナレッジデリ3に関しまして、外部の調査会社さんに依頼をし、これらアプリケーションの脆弱性診断を行なっていただきました。

主な調査項目は下記の項目です。

    • クロスサイトスクリプティング
    • SQLインジェクション
    • ディレクトリトラバーサル
    • コマンドインジェクション
    • 強制ブラウジング

いろいろ専門的な用語が並びますが、それらの詳しい説明は他のサイトに載ってますので、そのあたりを参照ください。たとえば下記のサイトなどよろしいかと思います。

http://www.atmarkit.co.jp/fjava/rensai4/webjousiki11/webjousiki11_1.html

 

さて、この診断の結果、弊社システムはオールAの評価をいただきました。

これはコメントでいうと「脆弱性が確認されていません。現時点ではセキュリティ上問題の少ない状態と考えられます。」という状態です。

もとよりセキュリティには注意を払って開発を進めていますので、問題はないはずと思っていましたが、こうして外部の調査会社さんに調べてもらうと安心感があります。

 

ソフトウェアだけが万全だからといって万事OKというわけではありませんし、その逆にインフラだけが万全だからといってOKというわけでもないのですが、ソフトウェアに関して、上記のように外部の調査会社さんよりお墨付きをいただきましたので、どうぞご安心してご利用ください。