皆さん、こんにちは。ヒゲです。
週末は法事のため実家のある福岡に帰省していたのですが、三歳になる姪っ子が七五三を迎えるので、せっかくだからみんなで写真を撮ろうとデパートの写真館に出かけました。
昨今はスタジオアリスの影響なのか、どの写真館も子供の笑顔や目線を取るのに全身でオーバリアクションを取ったり注意を惹きつけるようで、いやはやすごいハイテンションな撮影でした。
その後、大人たちが写真を選んだりするのを退屈してた姪っ子とずーっと遊んでいたのですが、二児のパパである私にとっては日常的にやっているので手馴れたものです。
出来るだけ周りに迷惑をかけず、かつ姪っ子も喜んでくれるように遊んでおりました。
すると、写真館の方が私に「学校の先生ですか?」とたずねてきました。
(これまで、オペラ歌手? と訊かれたことはありますが、学校の先生と言われたのは初めて)
いやいや、ただ、同じぐらいの年の娘たちがいるので、慣れているだけですよ
と答えましたが、実は、そんなに外れてはおりません。
というのも、この秋から、大学講師デビューをいたしたのです。
ひょんなことから声がかかり、
東洋学園大学で「情報通信業界で働く特講」という講座を担当しております。
これまでもセミナーや講演などで人前で話すことはまあ結構ありましたが、大学の授業をフルに持つのははじめての経験です。
私はeラーニング屋さんですので、実際に学生相手に授業を行うというのをやってみて、どういう感じなのか、課題はあるのか、というのを体感したいというのもありお引き受けしました。
10人程度と少人数なので、全員の顔を見ながら話ができるし、ときどき学生を指名して考えや意見を求めたりしていますので、比較的やりやすいです。
ただ、私が詰め込みすぎる傾向があり、授業の終盤は毎回バタバタです。
こういうの、本職の先生はちゃんとなさっていてすごいなぁと思う次第です。
さてさて、閑話休題
今回はそんな大学に関連した話題。
大学の授業配信の変革のひとつ、JMOOCの紹介です。
MOOCはMassive Open Online Course
の略でして、スタンフォードやMIT、ハーバードなどのアメリカの一流どころの大学が、講義の映像や資料をネットで原則無料で公開しています。つまり、世界中の人が、ネットにつながる環境さえあれば、誰でも一流大学の講義が受けられるというものです。
MOOCsにより世界全体の知識レベルが上がるということもありますし、大学側からすれば知名度向上や、優秀な学生を世界中から青田買いできるというメリットもあり、世界の主要な大学がこぞってこの動きに乗りつつあります。
MOOCsの主な提供元はスタンフォード発祥のCoursera、MITやハーバード発祥のedX、主にコンピュータサイエンスのUdacity、その他にもAppleのiTunes UもMOOCsのひとつといえるでしょう。
(この仕組みをMOOCsと複数形になっているのは、これら提供元が複数あるからです)