Yearly Archives: 2015

iPad Pro 弊社製品対応状況速報

プラットフォーム事業部、パッケージ担当です。

先週発売となりました、iPad Proにおける、弊社主力製品となるLMS、KnowledgeDeliverおよび教育に特化した動画配信ソリューション Video+ について、動作検証を実施致しました。

なお正式には、追って弊社製品のバージョンアップとともに対応とさせて頂きますのでご了承下さい。

【動作検証の前提】
KnowledgeDeliver 動作環境の仕様に準拠し、受講者クライアント向けの機能を検証しました。また、タブレット向け画面を提供するSmartPhoneオプションを利用しております。

【動作検証結果】
全機能とも、シングルタスク状態では、問題なく動作は致しました。
また、Video+の機能も、問題なく動作しております。

 なお、iPad Proからの新しい機能である、マルチタスク機能を用いた状態では、以下の課題(不自然な挙動)があることを確認しております。

●他のアプリを稼働中にブラウザを並行して立ち上げたあと、いずれのアプリも終了させ、その後にブラウザのみを立ち上げた場合、ウインドウ幅が固定される。

iPad Proのマルチタスク機能を用いた状態での不自然な挙動のキャプチャ このようなケースにおける挙動については、詳細な検証の後に、今後のバージョンアップ時に、製品の仕様としての報告をいたします。

 なお現時点にておいて、このほかに、受講が不可能になるケース、期待しない挙動を行うケース、受講履歴等が期待した通りに保持されないケースなどは、発見されておりません。

【所感など】
本年9月にiPad Proが発表された際に、マルタタスクの機能の紹介があった際、複数ブラウザを立ち上げた場合の挙動(たとえば制限時間付きテスト問題のタイマーが正しく動作するか)が気になったものですが、結果として、ブラウザが複数立ち上がる事はできない仕様ではあったものの、ウインドウサイズについては調整が必要とな状況となりました。

最後にタブレットとして操作した所感ですが、大きさがあるぶん薄く感じ、手で持って操作するのは難しく、操作時は、机か膝に乗せた上で操作することが現実的と思いました。(ケースを購入し装着すると、また手持ち操作の印象は変わるかもしれません。)

反応自体は軽快そのものですが、画面が大きいぶん、画面の回転が頻繁に起きると酔ったような(?)感覚も感じ、多少の慣れが必要と思いました。

また、このようなキレイで大きな液晶画面が身近になることで、学習効果を高めるために、eラーニング教材についても、より一層の精細動画が求められるのではと感じております。

以上、速報として報告をさせていただきます。

■関連情報

KnowledgeDeliver 6.1 リリースのお知らせ

プラットフォーム事業部、パッケージ担当です。
今後、デジタル・ナレッジの製品・パッケージ・サーバおよび基礎技術に関わる情報をご案内させて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。
今回は、弊社の看板商品であります統合型LMS、KnowledgeDeliverの最新バージョンリリースのご案内です。
弊社では四半期に一度、年4回のバージョンアップを実施しており、今回リリースした6.1はその最新版となります。
今回のリリースでは、動作環境範囲の拡大が主なテーマとなります。

Windows:
・Windows 10
・Internet Explorer 11
・Firefox バージョン 40
・Google Chrome バージョン 45

Macintosh:
・OS X v10.10 Yosemite

に対応いたしました。
世の中に出回っている最新の環境にUpdateしておりますので、どうぞご活用ください。

このなかで特にポイントとなるのはChrome対応です。
Google Chrome バージョン 45に向けては、Silverlightプラグインを必要とせずに、HTML5技術を用いて、動画・音声連動のアニメーション付きスライドコンテンツの再生を可能とした、最新のビューワーを搭載致しました。

昨今、セキュリティリスク回避の流れから、ブラウザ上でのプラグイン実行が制約される動きがあり、ノンプライグインでのサービスが主流となりつつあります。本ビューワーは、このご要望にお応えするものです。

なお、旧バージョンのKnowledgeDeliver上で制作いただいた動画・音声連動のアニメーション付きスライドコンテンツ(Microsoft PowerPoint型コンテンツ)は、加工を加えること無く、そのまま再生を可能としています。

この最新版KD6.1のパッケージ出荷はすでに開始しております。
あわせまして、ASP版『ナレッジデリ』のバージョンアップも、既に完了しております。

詳細は下記リリースノートをご確認ください。

【リリースノート】KnowledgeDeliver更新Ver6.1のお知らせ

デジタル・ナレッジは、時代のご要望にお応えする製品の開発に、引き続き取り組んで参ります。

 

■関連情報

初等中等教育への教育ICT取り組み(初等中等ソリューション事業部/ZLT/箕面市)

11月に入り、気温がぐっと下がってきました。ギリギリまで半袖を着ていた私もさすがにこの寒さ(と周りの目)には勝てず、とうとう休日に長袖を着るようになりました。
(バイバイTシャツとポロシャツたち、また来年の夏に会おう!)

先月末まではばったばたしてましたが、ようやく落ち着いて、フゥと張りつめた緊張をほぐしているところです。とは言ってもまだまだ気は抜けず、新たなプロジェクトがスタートしたり、Analytics+発表後の様々な御引き合いに対応したりと、相変わらずのバタバタぶりです。

 

さて、今回は弊社の初等中等教育市場への教育ICTへの取り組みについて三つ紹介したいと思います。

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(脱線)Analytics+の裏側?どういう経緯で作ったのか?

今週はAnalytics+一色になっています。

今はまさに明日(10月30日)開催のeラーニングアワードフォーラムの私の発表セッションの資料をせっせと書いているところです。Analytics+のちょっと突っ込んだ話をするので、ご興味がある方はぜひ事前申し込みの上ご参加ください。

 

昨日のAnalytics+の発表を受け、早速いくつかの反応がありました。

ITproさんには写真入りで詳しく紹介いただきましたし、同じ記事が日経電子版にもなっています。

ICT教育ニュースさんにもご紹介いただきました。

今日になってReseMomさんの記事でも取り上げていただいております。

記者会見のあとで、このように記事にしていただけるのはありがたいものです。

 

それ以上に驚いたのがブログの反応でして、昨日リリース直後にAnalytics+を紹介するブログ記事をアップしたのですが、そのページの「いいね」の数やアクセス数がとても多くて反響の多さを実感しました。そしてさらにFB上でも結構な反応をいただきました。

昨日、私のFBにデジタル・ナレッジのフォーマルな見解ではなく、一個人としての感想をアップしておきました。

このブロブでも、そのFBにアップした記事を一部加筆修正を加え掲載しておきます。

公式ではなく私人として・・・ デジタル・ナレッジとしてではなく、私個人の感慨のようなものです。
ある駆け出しデータ・サイエンティストが、どういう風にデータ分析に取り組んだか?ということでもあります。

そういう趣旨でご覧ください。

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