Yearly Archives: 2016

EDIX2016、無事終了(*プレゼントあり)

先週火曜日、5月17日に無事キルギスから帰国し、18日?20日の三日間、EDIXこと教育ITソリューションEXPOに出展しておりました。

EDIXというイベント全体も大盛況だったのですが、弊社ブースもおかげさまで大にぎわいでした。

EDIX2016で大にぎわいするデジタル・ナレッジブース

EDIX2016弊社ブースの様子

今回は、Learning Analyticsのパッケージ”Analytics+“の紹介や弊社LMSの最新版、”KnowledgeDeliver6.3“を中心に紹介致しました。特に教育ビッグデータを扱ったAnalytics+は好評だったようで、早速色々とお引き合いもいただいております。

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教育×ITに携わる開発系新入社員にぜひ読んで欲しい書籍10選【ビジネスソリューション事業部 3K課】

3K課係長、兼、ビジネスソリューション事業部ラーニングサービスプランナーの
谷津(やつ)です。
これだけ聞くと、何をやっている人なのかちょっと分かりにくいですね。。
 
最近は、専らこのサイトのアクセス解析をしながら、ちょっとずつ向上していくPV数などに
ムハムハしています。傍目から見ると、気持ち悪い感じになっていないか少し心配です。
さて、今回は、3K課初投稿の記事になります。
 
本年も、デジタル・ナレッジには、新入社員が2名入ってきました。
(以前ご紹介した記事は、こちら
まだ正式配属が決定する前ではあるのですが、この2人には様々な研修プログラムが
組まれています。
今月の後半くらいからは、いよいよ本配属に向けた職種別研修が行われるのですが、
私がその講師の役目を仰せつかっております。
その研修を行うにあたり、課題図書、というか、ぜひこれは研修前までに読んでおいてほしいな、
という書籍を、カテゴリ別に、10冊選んでみました。
 
ビジネスソリューション事業部として、だけでなく、
会社としても、効率化や高品質化を行っていく上で、ベースとなる思考を
以下で紹介している書籍などを通して、育んでもらえたらなと思っています。
 
 
■eラーニング全般
 
 教材の設計手法である、インストラクショナルデザイン。
 その手法や、必要となる体制について、
 体系的にまとめていただいている本になります。
 ガニエの9教授事象などは、当時IDを勉強したての私には
 目からうろこの考え方だったことをよく覚えています。
 
 こちらは、教育の効果測定に関する書籍です。
 教育効果とは何か、教育効果を測定できる状態にするには何が必要か、
 教育効果の判断手法などが、整理されています。
 
■IT、システム開発全般
 
 ソフトウェア開発モデルであるアジャイル方式について、
 説明されています。
 ビジネスソリューション事業部では、ウォーターフォールモデル、と、
 アジャイル開発モデルを、プロジェクトの性質に応じて、
 使い分けていますが、某プロジェクトにおいてアジャイル開発モデルを
 採用した際には、本書を参考にさせてもらいました。
 
 近年では、DevOps(開発と運用)という概念もよく聞かれるようになってきました。
 DevOpsは、私の理解では、開発を行う側と運用を行う側では、その狭間で意見が隔たっている部分が
 散見されていて、それをどう改善していこうかというところに焦点を当てている
 概念です。
 ITILは、ITサービスマネジメントのベストプラクティス、と言われていて、
 これも一目見ただけではなんのことかよくわからないですが、
 特にサービスの運用領域(サポートや変更管理、ライフサイクル管理など)の
 概念について学ぶには、本書は良書となっています。
 
 言わずと知れた情報処理技術者試験の一区分である基本情報技術者の
 解説本です。
 出題範囲が広い資格ですが、だからこそ、網羅的にIT領域の
 知識を体得することができるため、弊社でも取得推奨しております。
 
■仕事術
 
 『期限を決めて仕事を行う、その日に何時に帰るかを決めて、
 仕事をする、だから集中できる』、ということを伝えている本です。
 
 新人でも会議を運営する機会が出てくると思いますが、
 会議を運営する、ということがどういうことかを教えてくれる本ですね。
 会議は授業ではないし、説明会でもないので、
 ファシリテートするという概念を知るのには良い本です。
 
■一般教養、その他
 
 今回入社した2名はいずれも開発プロジェクトのマネジメントを行う、
 ディレクタ職志望です。
 ただ、ディレクタ職だからこそ、他職種、特により上流である営業領域の活動についても、
 理解を深めておきたいところです。(逆も然りではありますが)
 ということで、特に営業というフェーズにおける振る舞いを学んでもらえる
 本書を読んでもらいたいと思います。
 
 プロジェクトのマネジメント、のみならず、
 すべての仕事における基本的なフレームワークであるPDCAについて
 シンプルにまとめれている書籍です。
 計画の重要性について、認識してもらえるかなと思います。
 
 かの有名なカーネギー本です。最近Kindle版も出て、個人的には、
 この『ひとを動かす』と、『道は開ける』はバイブルとして
 折を見て読み返しています。なので、文庫版は表紙が
 ビリビリになっているのですが。。
 1937年が初版ということで、今もなおリンカーンや鉄鋼王だった
 アンドリュー・カーネギーの実例を元にした記載が残っています。
 時代背景は古い描写なのですが、現代でも通じる法則、How Toが
 多く載っています。
 
 
以上、今回は「教育×ITに携わる開発系新入社員にぜひ読んで欲しい書籍10選」
ということで、紹介させてもらいましたがいかがでしたでしょうか。
 
どうしても開発系の職種を志望していると、開発よりの知識やスキルを
身につけようという気持ちが強かったりする人が多いんですよね。
でも、個人的には、知識レベルのお話はなるべく広く知っておいたほうが、
良いことが多いかなと思っています。
実際の業務に入って行くと、お客様ごとに、色々なお仕事をされている方と
触れ合うことになるので、いろいろなことを知っていないと
(少なくとも聞いたことがあるレベルでないと)
コミュニケーションを取るのが難しかったり、
その人がどのような背景を元に発言されているか、というのも
理解しにくくなったりしますからね。
 
特に、ディレクタと呼ばれる職種は、お客様や社内の意見を吸い上げて、
どういう方向性へ進んでいくか調整・決断し、その方向性を指し示して
進めていく人間なので、周りから色々なことを掃除機のように吸い上げていく
気概を持ってほしいなと。
 
そういう意味では、新人研修というのには重大な責任があるなと
今更ながらプレッシャーを感じたりしています。頑張ろう。。
 
 
さて、次回の3K課では、社内で活用しているテスト自動化ツールについて、
ご紹介できればと思っています。
 
それでは。

キルギスのビシュケクに出張中

こんにちは。こちらは5/9月曜朝の10:21、今いるのは中央アジアの国、キルギスの首都ビシュケク、間借りしているオフィスからお届けしております。

公用語はキルギス語とロシア語ですが、ほとんどここではロシア語が使われているようです。と言ってもどちらもキリル文字で書かれるため、我々日本人からは区別がつきませんけ。町は緑が多く車の交通量は多いです。半分以上が日本車、それも日本から輸出された右ハンドルの車も多いです(現地は本来は左ハンドル)。

さて、この度、どうしてキルギスに来ているかというと、弊社提案のキルギス向けeラーニングの案件化調査がJICAさんに採択され、その1回目の現地調査というわけです。詳しくはこちらをごらんください。

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あっという間の4か月【新入社員 ミドル JIN の製品・サービス探検記 No.2】

みなさん、こんにちは、中途社員のJIN(ミドル)です。

入社して4か月、とにかく一週間が恐ろしく早い。そして給料日はなぜか遅く感じる、
そんな春が来ました。
私は北海道出身なんで、桜を初めて大阪で見たとき(23歳の春)は本当に感動、これはみんな酒飲むわと大納得したものです。
昔は梅と桜の区別がつきませんでした。今でも怪しいですが… 難しくないですか?

さて4か月くらい経つと、ドキドキしたeラーニングとの出会いも慣れが生じ感動も薄れるものですが、当blogでは基本に忠実に初心者路線を当分歩んでいきます。
今回はeラーニング教材の作成者側からの視点で教材作成機能について触れたいと思います。

●初めてのコンテンツ作り
思い出すこと、入社1か月ぐらいに初めてeラーニングコンテンツを作りました。
テーマは何でもよいとのことで、「ニューソウルについて~黒人音楽の歴史」にしました。
処女作全4枚+確認テスト付!
初めてコンテンツを作成してる画面のキャプチャ
ちなみに確認テスト ↓
確認テストを行ってる画面のキャプチャ
いや~恥ずかしいですね~。でもほんとにドキドキして作ったことを覚えています。

~パワーポイント教材コンテンツ~
上記のコンテンツは弊社の受講・学習履歴管理・教材作成のできるeラーニングシステム(KnowledgeDeliver)にパワーポイントをUPして、リアルタイムで私のナレーションを録画し、赤線や指差等の指示動作、またパワーポイントのフェードインを加えました。意外と手間が掛かりそうだと思うかもしれませんが、初心者ミドルでも作業的には案外簡単に作成できました。
しかし実際に教材を作成するといろいろなことを考えさせられました。
効果的な付加機能がたくさんあるのでいろいろと使用したくなるのですが、初めて見る人の目の挙動を考え、理解しやすくシンプルであることを心掛けました。たった4枚のテキストでしたが頭を抱えました。出来上がった時はほんと嬉しかったですね~
KnowledgeDeliverのテキスト教材作成画面のキャプチャ
上記はKnowledgeDeliverのテキスト教材作成画面ですが、もちろんパワーポイント以外にもいろいろな素材でコンテンツを作成できます。フォルダーアップロード型を使えば、HTMLにYouTubeのライブ動画のURLを埋め込め込んで視聴することができたり、WEBページ参照型などは既存のWEBページを使用して伝達事項などがある時に便利かと思います。いろいろあり過ぎて迷いますね~

今回は若干、商品説明ばかりしちゃいました(反省)。と言いつつ、次回はVideo+型という動画配信機能について紹介してみたいと思います。

「デジタル・ナレッジ教育テクノロジ研究所」設立

デジタル・ナレッジ 教育テクノロジ研究所

 

本日4月19日、デジタル・ナレッジに新たな組織が誕生しました。

「デジタル・ナレッジ教育テクノロジ研究所」

eラーニングやEdTechといった教育に関する最新技術の開発、調査、普及啓蒙をミッションとし、他の企業や大学、研究機関との積極的な連携により教育テクノロジの発展に寄与することをめざし、私(吉田)が所長を務めさせていただきます。

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